着床痛は「これが着床痛だ!」と確信が持てるのであれば、そこまで不快感にならないかも知れません。妊娠を待ち望んでいる方にとっては、むしろ嬉しい痛みですよね。

でも、妊娠しているのか分からない状態で感じる痛みだと、「この痛み、いつまで続くのだろう?」と憂鬱になってきますよね。なので、「着床痛の期間を知っておきたい。」と、考えている方も多いでしょう。

確かに、着床痛の期間が分かれば、「今感じている痛みが着床痛かどうか?」はもちろんのこと、「いつ痛みから解放されるのか?」大体の時期も知ることができそうですよね。

妊娠を待ち望んでいる方にとって、妊娠しているかどうかは少しでも早く知りたいもの。着床痛がいつまで続くのかを知って、妊娠しているかどうかの判断基準にできると便利ですよね。では、着床痛が一体いつまで続くのか、期間は何日間なのか、見ていきましょう。

・着床は妊娠する時に必ず起こるもの

「着床痛」とか「着床出血」などの言葉があるように、妊娠までには「着床」と言う過程が存在します。着床は妊娠する時に必ず起こるもので、「受精卵が子宮に到着して、子宮内膜に入り込む」過程のことを言います。

それで、着床の際に絨毛が子宮内膜を傷つけると、着床痛を感じたり、着床出血が起こったりすることもあります。卵子と精子が受精して子宮内膜に着床するまでには、約1週間ほどかかると言われています。

排卵日を基準にすると、排卵日の1週間後から10日後にかけての期間に、着床が起こることになります。ただ、もしここで着床に失敗した場合は、化学流産になって通常通り生理が来ます。

つまり、「着床=妊娠」「着床失敗=妊娠していない」と言うことになります。着床のタイミングは生理不順の方はもちろんのこと、そうでない方でもちょっと体調を崩しただけでズレることがあります。

なので、いつが着床のタイミングなのかを、正しく把握するのが難しいです。


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・着床は何日も続くものなの?

「着床は一瞬で終わってしまうもの!」と思っていませんか。実は、着床はそんなに簡単に終わってしまうものではなく、何日か続くものなのです。

一般的には、5~6日くらいと言われています。ここで、「着床って、そんなに長く続くの?」と驚いた方も多いでしょう。着床が5~6日くらい続くと言うことは、着床し始めて完了するまでの間のどこかで、着床痛を感じる可能性があると言うことです。

受精卵が子宮内膜に着床し始めるまでの約1週間を考慮すると、排卵日の約1週間後から生理予定日の数日前までの期間に、着床痛を感じる可能性があることになります。

・着床痛が続く期間は数日以内

「着床が5~6日も続くと言うことは、もしかして着床痛も同じように5~6日も続くのでは?」と思う方もいるかも知れませんね。確かに、5~6日の着床期間のうち、どこで着床痛が起こってもおかしくありません。

ただ、着床の時に高い頻度で、絨毛が子宮内膜を傷つけていると言う訳ではありません。さらに、子宮内膜に大きな傷を作ってしまう訳ではありません。

たまたま子宮内膜を傷つけてしまって、その傷はちょっとしたものです。なので、着床痛が長く続いたり、耐えられないほどの痛みだったりすることは、極めて少ないと考えて良いでしょう。

着床痛が続く期間は、1日だけと言う方もいれば、数日続いたと言う方もいます。個人差があるものの、数日以内で治まることがほとんどです。

ちなみに、着床痛と一緒に着床出血を経験する方もいるのですが、着床痛の期間と着床出血の期間が必ずしも同じとは限りません。どちらかと言うと、着床痛の方が着床出血の期間よりも短い方の方が多いようです。

・着床痛がない人もいる

着床が5~6日も続くとなると、何となく着床痛を感じる人の方が多そうに思いませんか。ところが、着床痛の経験がある人よりも、着床痛を経験したことのない人の方が多いくらいなのです。

着床出血に関して言うと、経験者は50人に1人くらいの割合と言われています。専門家の中にも、「着床くらいのダメージで、痛みを感じるとは考えにくい!」と言う方もいるくらいです。

「着床痛を感じたと思い込んでいるだけで、実際には排卵痛、妊娠初期の子宮の違和感を着床痛と勘違いしてるのではないか?」と言う考え方もあります。

排卵痛、妊娠初期の子宮の違和感に医学的根拠はあっても、残念ながら着床痛には医学的根拠はありません。もちろん、医学的根拠が全てと言う訳ではないのですが、着床痛に謎が多いことは忘れてはいけません。


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・排卵痛は排卵日前後に起こる痛み

女性の毎月の生理は、排卵があってこそのもの。「排卵」とは卵巣から卵子が放出されることで、排卵期は生理予定日の約2週間前です。排卵痛の感じ方も着床痛と同じように、個人差があります。

全く感じない人もいれば、下腹部痛に悩まされる人もいます。排卵期は下腹部痛以外には、お腹の張り・胸の張り・頭痛・だるさ・眠気・コリなどの症状を感じる方もいます。

排卵痛を感じるのは、基本的には排卵日の3日前から3日後くらいまでの間です。つまり、生理予定日の17日~11日前までの間です。この時期を考えると、着床痛の時期である「排卵日の1週間後から10日後」とは、全く重ならないように見えますよね。

確かに、生理が順調に来ている人であれば、排卵痛と着床痛の違いは時期で判断できそうです。ただ、排卵日が後ろにズレると、着床痛が起こりそうな時期に、排卵痛を感じていることもあるかも知れませんね。

・妊娠初期の子宮の違和感は妊娠中ずっと続くことも!

着床痛だと思っていたのが、実は妊娠初期の子宮の違和感であることもよくある勘違いです。とは言っても、着床痛でも妊娠初期の子宮の違和感でも、妊娠していることには変わりありません。

痛みの期間に関して言うと、着床痛は着床の時期限定で数日以内で終わることが多いです。一方、妊娠初期の子宮の違和感は、妊娠初期のうちだけで終わることもあれば、妊娠中期・妊娠後期と続くこともあります。

妊娠初期は子宮の違和感と同時に、風邪のようなだるさ・つわりによる吐き気・腹痛・便秘・下痢などの症状を感じることもあります。このような症状が数日間だけだと、妊娠だと判断するのは難しいかも知れません。

でも、生理予定日を1週間ほど過ぎてもこのような症状が続けば、さすがに妊娠の可能性を疑うでしょう。もちろん、「妊娠かも?」と思われる症状を感じたら決して無理はせず、心身共にリラックスして過ごしてくださいね。

・まとめ

妊娠において着床の過程を飛ばすことはありえず、着床あっての妊娠です。つまり、着床は妊娠する時に必ず起こるもので、着床がない妊娠はあり得ません。

それで、着床は排卵日の1週間後から10日後にかけての期間に起こり、5~6日続くと言われています。なので、着床痛を感じるとしたら、排卵日の約1週間後から生理予定日の数日前までの期間のどこかです。

とは言っても、着床痛はこの期間ずっと続く訳ではなく、一般的には数日以内で治まると言われています。着床痛を感じたことがない人も多く、着床痛に医学的根拠がないのも確かです。

着床痛を排卵痛、妊娠初期の子宮の違和感と勘違いする可能性も十分にあります。もちろん、妊娠初期の子宮の違和感と勘違いする分には、妊娠していることには変わりないので良いでしょう。

排卵痛に関しては「排卵日前後の痛みで、着床痛とは時期が全く違う。」と思っては甘いです。

排卵日も体調によってズレることがあるので、時期で着床痛かどうかを判断するのは難しいです。妊娠を過度に期待しすぎず、いつも通りリラックスして不快感を乗り切るのが一番かも知れませんね。