着床は妊娠の過程で絶対にあるもので、着床のない妊娠はありません。「着床=妊娠」くらいに、重要な過程として考えて良いでしょう。

ところで、妊娠を心から待ち望んでいる方なら、「どうしたら着床しやすくなるのだろうか?」と、妊活に役立つ情報を色々と収集しているかも知れませんね。

その情報の中には、実践するのが難しいこと、簡単に実践できても毎日継続するのが難しいことなどもあったでしょう。頑張って妊活に良いと思われることを実践してきたものの、残念ながら妊娠できずにいる方もいるかも知れません。

こんな方は食生活を見直すところから、再スタートしてみてはいかがでしょうか。食生活は妊活だけではなく、健康維持の基本にもなります。

着床に良い食べ物を積極的に取りながら、悪い習慣を改善していくのです。では、着床しやすくなるために、おすすめの食べ物をご紹介しましょう。

・着床するために必要な条件とは?

妊娠した人に向かって、「体を冷やさないようにね。」と言ったことはありませんか。あるいは、周りの人が妊婦さんにこのように言っているのを、耳にしたことのある方もいるかも知れませんね。

実は、体を冷やさないようにするのは、妊娠中だけではなく妊活中から大切なことなのです。体を冷やすと血行不良になって、子宮に血液を送ることもできなければ、血液と一緒に酸素や栄養も送ることができません。

逆に、体を常に温かい状態にして血液の流れを良くしておけば、子宮に血液と一緒に酸素や栄養もしっかり供給することができます。血行を良くするのには体温の問題以外に、血液がサラサラであることも重要ですよね。

「着床しやすい食べ物を積極的に取ろう!」と思ったら、体を温める食べ物、血行を良くする食べ物、血液をサラサラにする食べ物などを上手に選ぶと良いでしょう。


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・温かい状態で美味しく食べられるもの

着床しやすい食生活を目指すなら、食べ物そのものを考える前に、食べ物の温度を考えてみましょう。猫舌で熱いものが苦手だったり、「熱いものは覚ますのが面倒!」だったりすると、冷たいものばかり食べてしまうかも知れません。

でも、冷たいものの食べすぎは、体を冷やして血行不良の原因になります。温かいものを積極的に食べて、体を芯から温めましょう。

それで、温かい食べ物としておすすめなのが、汁物、スープ、鍋などです。このようなものだと具材で栄養価を調整できますし、汁やスープまで味わえば汁やスープに溶け込んだ栄養までしっかり摂ることができます。

温かい食べ物はあくまでも「温かい食べ物」であって、何も熱い食べ物を食べる必要はありません。フーフー冷ましながら食べるのも良いのですが、無理なく食べられる程度に温かいもので大丈夫です。

もちろん、食べ物だけではなく、飲み物もできるだけ温かい状態のものにしてくださいね。温かいとまで行かなくても、せめて常温のものを取り入れたいところです。

・地中で育つ野菜がおすすめ

血行を良くして着床しやすい食べ物としておすすめなのが、地中で育つ野菜です。例えば、ニンジン、ダイコン、カブ、ゴボウ、レンコン、ショウガ、サトイモなどがあります。

ニンジンにはβカロテンが豊富に含まれていて、細胞を酸化によるダメージから守ってくれます。ダイコン・カブにはビタミンCが豊富に含まれていて、免疫力を高める効果があります。

ゴボウ・レンコンは食物繊維が豊富に含まれていて、腸内環境を良くしてくれます。ショウガにはジンゲロール・ショウガオールなどの辛味成分が含まれていて、体を芯から温める効果があります。

サトイモにはタンパク質と炭水化物が結び付いた「ガラクタン」と言う成分が含まれていて、免疫力を高めてくれます。

ショウガは料理の味付けに使ってみても良いですし、ショウガ湯にしても良いでしょう。他の野菜に関しては、味噌汁、煮物、スープなどの具材として食べられそうですよね。

・ネギやタマネギにも体を温める効果が!

ネギと言えば栄養価に優れた冬野菜として知られており、風邪予防に良い野菜とも言われていますよね。ネギにはニンジンに多く含まれているβカロテン以外に、ビタミンCも豊富に含まれています。

血行を良くする辛味成分である「アリシン」も多く含まれていて、糖質の代謝を助けてくれます。「風邪を引いた時に、ネギを首に巻く。」なんて言う民間療法もあるので、体調がイマイチな時に試してみるのも良いかも知れませんね。

ネギは汁物、煮物、鍋などに加えるのも良いですし、納豆と一緒に食べるのも良いですよね。ちなみに、納豆には「ナットウキナーゼ」と言って、血液をサラサラにする成分が含まれています。

なので、ネギと一緒に取ることで、ネギとの相乗効果が期待できそうです。それから、タマネギもネギと同じように「アリシン」が多く含まれていて、糖質の代謝を助けてくれます。

さらに、「ケルセチン」と言う成分が血行を良くしたり、細胞の酸化を予防してくれます。タマネギは汁物、スープ、鍋、煮物、炒め物など、あらゆる料理に取り入れられそうですよね。


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・ビタミンEが豊富に含まれている食べ物もおすすめ

着床しやすい食べ物として、ビタミンEが豊富に含まれている食べ物もおすすめです。ビタミンEには細胞の酸化を予防する抗酸化作用、血行を促進する作用などがあります。

それで、ビタミンEが豊富に含まれている食べ物には、いわし・さんま・うなぎ・いくらなどの魚類の他、大豆食品・ナッツ類・玄米・植物油などがあります。

とは言っても、この中には脂質が多くて、食べすぎに注意が必要な食べ物もあります。なので、他の着床しやすい食べ物と一緒に、バランス良く取り入れるのが一番です。

「サラダ油ではなく植物油を使う。」「ご飯を玄米に変える。」「汁物や煮物に豆腐を加える。」「食事に納豆を加える。」このようなちょっとしたことだけでも、毎日積み重ねれば着床しやすい体質に近づけるはずです。

・夏野菜・糖質・カフェイン・アルコールなどに注意!

せっかく着床しやすい食べ物をたくさん食べていても、それ以上に着床しにくい食べ物を食べていては意味がありません。「着床しにくい食べ物=体を冷やす作用のある食べ物」と言えば、夏野菜・糖質・カフェイン・アルコールなどがあります。

糖質・カフェイン・アルコールなどは、何となく良くない食べ物だと分かりますよね。でも、夏野菜に関しては「なぜ?」と思うかも知れません。

一般的には冬野菜には体を温める作用が、夏野菜には体を冷やす作用があると言われています。もちろん、夏野菜にも栄養価が高いものも多くあるので、「妊活中は絶対に夏野菜を食べてはいけない!」なんて言うことはありません。

夏野菜を食べた時に、冬野菜も意識的に摂取しておけば問題ありません。ただ、糖分の多いお菓子、カフェイン、アルコールなどに関しては、できるだけ控えた方が良いです。

特にカフェイン・アルコールは妊娠中は制限することになりますし、妊活中から上手にコントロールできると良いですよね。

・まとめ

着床するために必要な条件と言えば、体を冷やさないこと、血行不良を起こさないことなどです。体を常に温かい状態にして、血液と一緒に酸素や栄養を子宮に届けやすい体にすることができれば、着床しやすい体に近づけます。

それで、着床しやすくするためにおすすめの食べ物は、温かい食べ物、地中で育つ食べ物、ネギ、タマネギ、ビタミンEが豊富に含まれている食べ物などです。温かい食べ物を食べると、食べ物から温かさをもらうことができますよね。

それから、地中で育つ食べ物、ネギ、タマネギ、ビタミンEが豊富に含まれている食べ物には体を温めたり、血行を促進する作用があります。

着床しやすい食べ物を少ない種類だけ食べるのではなく、色々な種類のものをバランス良く取り入れられると良いですよね。

また、着床しやすい食べ物を食べていても、着床しにくい食べ物をできるだけ控えることも忘れてはいけません。妊娠中は妊活中以上に食べ物の制限があるので、妊活中のうちに少しずつ食生活をコントロールしておくと良いかも知れませんね。