着床

着床時期に何も感じない、症状なしってことはある?

一般的には、着床する時期には自覚症状があるといわれています。着床痛、おりものの変化、倦怠感などがあげられているのですが、着床時の症状を全く感じないという人もいます。

着床時に体調の変化を感じないことは何か問題があるのでしょうか?本当に妊娠しているのか不安に感じると思いますが、全く問題はありません。

症状の有無には個人差があるものなので、心配をする必要はありません。今回は、着床時期の主な身体の変化や、症状の感じ方の違いについて紹介していきます。

着床時期は何でわかる?主な着床のサインは?

着床痛が起こるといわれています

妊娠を心待ちにしている人にとっては、とにかく早く着床の時期が気になっているはずです。受精卵が無事に着床までたどり着いて欲しいと願う日々でもあります。

人によっては着床時、もしくは着床後に体調に変化が訪れることがあり、なかでも着床痛の症状が広く知られています。

着床痛は、受精卵が子宮内にもぐり込む際に子宮内膜を傷つけて痛みを生じるといわれているもので、下腹部や脚の付け根を針で刺されるような痛み方をするなどの報告があります。

痛みの感じ方の有無は個人差があるので、これらの症状が現れなくとも問題はありません。着床痛には医学的根拠がないとの専門家の意見もあります。

腹部の痛みが子宮からの痛みであると決めつけることは困難であるともいわれています。よって、着床痛がなかったからといって妊娠していない、または異常な妊娠なのかという心配をする必要はありません。

ただし、人によっては着床前後に何らかの体調の異変があるということを理解しておくと安心材料になるかもしれません。


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着床出血がみられる場合も!

受精卵が着床するために子宮内膜に根を張ることで、子宮内膜に傷が生じます。

子宮内膜の奥の血管から栄養分を摂ろうとするので、その際に血管も少し破れて血液が漏れ出し、体内に排出されることがあります。

それらを着床出血といいます。

着床痛と着床出血は同時に起こる場合もありますし、それぞれタイムラグが生じる場合や、またはどちらかしか起こらなかった、両方とも起こらなかったなど、症状の現れ方には個人差があるものといってよいでしょう。

着床出血は微量の出血というのが広く知られていますが、通常の生理と見分けがつかないような出血量、おりものに混じってピンクもしくは茶色がかった色で排出するという報告もあります。

着床出血が起こる割合は妊婦全体の20%程といわれているので、それらを見る確率は低いものです。着床出血がなかったとしても、妊娠は成立しています。

そして胎児の今後の成長にも影響はありませんので、心配に思うことはありません。

つわりに似た症状も現れます

着床時、もしくは着床の数日後に妊娠超初期のつわりと似たような症状を見る場合もあります。全身の倦怠感や、だるさ、のぼせ、吐き気、食欲不振、腰痛、頭痛などがあげられます。

風邪のひき始めと似ているので、風邪をひいたと勘違いしてしまいがちですが、ここで薬を飲んでしまってはいけません。疑問に感じたら、まずは妊娠検査薬を試す。もしくは産婦人科を受診しましょう。

着床の症状は、生理前の症状と似ているといわれています。毎回、生理前に上記の症状が起こっている場合、特に重い症状を感じている人は、これらの体調の変化が実は着床によるものだというのに気付かないことが多いです。

同時に着床出血が起これば、生理がきたと思い込んでしまいがちです。着床、生理、排卵時の症状は極めて似通っているので、それらを見分けるのは難しいことだといえます。

着床の自覚症状を感じないという話は、上記の理由からとも考えられます。


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着床の自覚症状を感じないのはなぜ?

生理前の症状に似ているから?

着床後に現れる体調の異変は、生理前の症状とよく似ているものが多いです。

生理が来るのだと思い込んで、着床のサインだということに気付かないのです。さらに着床出血があれば、生理が来たのだと勘違いしてしまいます。

初めて着床出血を見た時は、生理が始まったと思ったらすぐに終わったので不思議に思うかもしれません。おりものに混じってピンクや茶褐色がかっているものや、生理時の血液と似たような鮮血の場合もあるので、非常に紛らわしいものです。

着床痛を体験した人の話によく出る、下腹部や脚の付け根を刺されたような、チクチクする痛みも生理痛と間違えられやすいです。

特に妊娠を望んでいる場合は、着床痛は生理前の症状とよく似ているということを覚えておくと、着床時期を見逃してしまうことへの心配が薄らぐのではないでしょうか。

本当に何も症状が起こらないこともある!

着床痛や妊娠超初期の体調の異変をまったく感じなかったという人もいます。しかも着床出血も見られないのなら、妊娠したことに気付かないですね。

特に生理不順で毎月定期的に生理が来ない人は、妊娠に気付くのが遅くなりがちです。妊娠4ヶ月目にして初めて知ったという体験談もあります。

妊娠超初期からつわりの症状を全く感じなかった人もいます。

また、つわりがあったとしても何となく続いている体調不良がつわりだと気付かず、胃腸の不調などと勘違いしていた例もあります。

着床の症状の有無は個人差があり、人によって様々なパターンがあります。

症状が起こらなくとも、妊娠が成立したら確実に生理は止まります。妊娠したら生理が止まること以外にも、体調に変化が起こることも理解しておくとよいでしょう。

基礎体温が判断基準となります

体調の変化が特に現れないことが多いのが、着床の時期の妊娠3週目です。

妊娠検査薬でもまだ反応が見られず、エコーでも確認できません。そんな場合に手がかりになるのは基礎体温です。身体的には表立った症状が出てなくとも、着床時には基礎体温のグラフは変化しているのです。

基礎体温表を付けていれば細かい違いに気付くことができますが、着床時にいったん体温が下がる現象が起こります。

この現象はインプランテーションディップといわれているもので、受精卵が着床する際に急なホルモンバランスの変化が起こり、一時的に基礎体温の変化が起こるものです。

約20%の妊婦に見られた症状で、アメリカでは妊娠の兆候として広く認知されています。

インプランテーションディップは、高温期の5~12日目ごろに起こるといわれており、インプランテーションディップが見られて妊娠した人たちは、排卵後7~8日目に体温の低下が起こっていたといいます。

ただし、この現象は全ての人に見られるとは限らないので、参考程度に頭に入れておくとよいでしょう。

まとめ

着床時期に現れる身体症状の有無は、個人差があるものなので誰でも必ず起こりうるものだと断言するのは難しいです。着床時期に何も感じないことは決して珍しいものではないですので、心配する必要はありません。

着床の症状は、生理前の症状と似ている場合があることを理解しておけば、身体の異変にも早めに対処できるかもしれません。

確実に着床~妊娠の兆候をつかむには、基礎体温の計測を欠かさないでください。

自分の基礎体温についてよく理解することで、着床や妊娠の兆候に素早く気付くことができます。まだ妊娠検査薬に反応が出ない時期の判断基準として、参考になれば嬉しいです。


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