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子宮頸管ポリープ切除後の出血は?安静が必要で仕事は?

妊娠・出産を困難にすることがある病気の一つに、「子宮頸管ポリープ」があります。女性なら誰もが一度は名前を聞いたことがあるでしょうが、具体的にはどういう病気なのか、手術したらどうなるのかなど、詳しく知らない方も多いでしょう。

子宮頸管ポリープは年齢とともに発症者が多くなる病気で、1000人に1人の女性が発症しているようです。この確率は決して少ないとは言えず、高齢の方ほど「自分は大丈夫なのだろうか?」と不安になるかも知れませんね。

また、子宮頸管ポリープは手術すれば大丈夫とよく言われますが、手術したとしてもきっと体力を大きく消耗するでしょうね。それで、「手術をした後は安静にしていなければいけないのだろうか?」と疑問に思っている方も多いでしょう。

こんな方の中にが「安静が必要だと仕事の復帰も難しくなるのでは?いつ仕事に復帰できるの?」と、不安になっている方もいるでしょうね。

では、今回は子宮頸管ポリープ切除後の出血の様子、安静が必要か、仕事に復帰できるかなどを見ていきましょう。

・子宮頸管ポリープとはどういう病気?

そもそも、「子宮頸管」と言うのは、子宮と膣を繋ぐ筒状の通路です。「子宮頸管ポリープ」とは、この通路の粘膜に良性の腫瘍ができる病気のことを言います。

子宮頸管ポリープは2㎜~1㎝くらいの小さなものが1つだけできることが多いのですが、中には2つ以上できる方もいます。とは言っても、良性の腫瘍で大きさが1㎝以下なので、ほとんど自覚症状はありません。

仮に症状があったとしても、血液の混ざったおりもの、不正出血、おりものの増加、性交時の出血などです。このような症状は健康でもありうる症状ですし、すぐに子宮頸管ポリープだと分かるような症状ではありません。

症状から子宮頸管ポリープに気付くよりも、検診でたまたま子宮頸管ポリープに気付く方が多いかも知れませんね。それで、「子宮頸管ポリープは絶対に切除しなければいけない!」なんて言うことはありません。

切除した方が良い場合は、腫瘍が極端に大きい場合、妊娠や出産に支障が出ると考えられる時などです。


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・子宮頸管ポリープの検査方法は?

子宮頸管ポリープは自分で発見することは難しく、子宮鏡検査・膣鏡検査などの内診が必要です。腫瘍ができる場所が子宮の入り口なので、医者で検査を受ければすぐに発見できます。

それで、子宮頸管ポリープに気付ける検診と言えば、最近受ける方が増えている「子宮がん検診」があります。子宮がん検診は妊娠中の検査項目になっている自治体もありますし、自治体によっては検査費用の補助を出してくれるところもありますよね。

ただ、子宮の検査は「恥ずかしい。」とか「面倒だから。」などの理由で、受けない方も多いですよね。もちろん、病気の早期発見のためには、受けておくに越したことはありません。

子宮がんや子宮頸管ポリープに限らず、他の病気が早期に発見できる場合もありますので。ちなみに、子宮鏡検査・膣鏡検査で腫瘍を見つけた場合は、組織検査を行って良性か悪性かを判断します。

・子宮頸管ポリープの治療法は切除だけ!

医学が進歩している最近では、大抵の病気は薬で何とかなるだろうと思うかも知れません。でも、残念ながら子宮頸管ポリープに関しては、薬で治療することができません。

なので、症状・妊娠の希望の有無・良性か悪性かなどを考慮して、必要があれば切除することになります。子宮頸管ポリープの切除の仕方には、様々な方法があります。

内診の際に切除してしまうこともありますし、日時を決めて手術することもあります。具体的な手術の方法としては、機器を使用して内膜にある腫瘍を掻き出したり、子宮内をチェックしながら電気メスで腫瘍を切ったりすることもあります。

治療法は医師だけの判断ではなく、症状・妊娠の希望の有無・年齢なども考慮しながら判断することになります。

・子宮頸管ポリープ切除後は出血がある

手術と言うからには、子宮頸管ポリープを切除した後も当然出血があります。この出血は産後の悪露のように長く続く訳ではなく、大抵は1週間くらいで治まります。

ただ、稀に出血が1週間で治まらない方、血の塊が出るほど出血が酷い方もいます。1週間以上経っても出血が続く場合には、何らかの異常も考えられるので早めに医者にかかりましょう。

また、手術で多くの方が不安に思うものと言えば、痛みも挙げられますよね。手術中に関しては麻酔で痛みが軽減できるでしょうが、手術後はそうも行きません。

多くの場合は手術した部分で鈍い痛みを感じると言われていますが、出血と同じように時間とともにだんだん軽くなっていきます。鎮痛剤を飲めば耐えられることも多いようです。

痛みに関しても出血と同じように、体の異常サインを示す大切な症状となることがあります。1週間以上続いたり、発熱を伴ったりなどの場合は感染症・合併症の危険性が疑われるので、早めに医者にかかりましょう。

「子宮頸管ポリープは手術をしたら安心!」なんて言うことはありません。手術が無事終わった後でも、どんな異常が起こるか分かりません。いつでも医者にかかれる状態にしておくことが大切です。


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・子宮頸管ポリープ切除後は安静に過ごすべき?

子宮頸管ポリープの切除は、実は日帰りでOKなくらい短時間の手術で済みます。手術が終わって暫く様子を見て特に異常がなければ、そのまま帰宅することができます。

それで、細菌感染を予防するために入浴は1週間禁止で、その間はシャワー浴のみとされることが多いです。ただ、仕事に関してはハードな業務でなければ、翌日から復帰することも可能です。

「これって本当に大丈夫なの?」と思う方もいるかも知れませんね。もちろん、不安に感じるくらいなら、暫く仕事を休んでおくのが無難です。

職場が自宅から近くて、体力を必要としない楽な仕事ならまだ良いでしょう。でも、職場が遠くにある場合、急な休み・早退だと認めてもらいにくい仕事の場合には、異常を感じてもすぐに医者にかかれませんよね。

無事手術が終わっても、暫くは何があるのか分かりません。なので、手術後の出血・痛みが落ち着くまでは、万一の時にすぐに医者に行ける状態にしておくのがベストです。いっそのこと2週間くらい休みを取っておくと、体の回復に専念できますし安心かも知れませんね。

・まとめ

子宮頸管ポリープは子宮と膣を繋ぐ通路に良性の腫瘍ができる病気で、自分で気付くほどの症状はほとんどありません。多くの場合は、子宮がん検診などの検査でたまたま気付きます。

と言うのは、腫瘍ができる場所が、子宮の入り口の分かりやすい場所だからです。子宮頸管ポリープは子宮鏡検査・膣鏡検査などの内診を受ければ発見できるので、心配な場合は受けておくべきです。

それで、子宮頸管ポリープが見つかった場合は、どういうものでも絶対に切除手術しなければいけない訳ではありません。腫瘍の大きさ、将来的な妊娠・出産に支障が出そうかどうかで、医師から手術を勧められることがあります。

子宮頸管ポリープの手術の方法には、機器で内膜の腫瘍を掻き出したり、電気メスで腫瘍を切ったりなどの方法があります。いずれの場合も手術そのものは日帰りで終了し、出血や痛みは1週間で治まることが多いです。

ただ、中には1週間しても出血や痛みが治まらなかったり、血の塊が出たり、発熱を伴ったりする方もいます。このような場合には、早めに医者にかかりましょう。

子宮頸管ポリープの切除後は、できることなら最低1週間は安静に過ごした方が良いです。手術が無事終了しても体が完全に回復するまでは、どういうトラブルが起こるのか予想が難しいものです。

しっかり休みを取って、万一の時はすぐに医者にかかれる状態にしておくと安心ですよね。


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