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子宮頸管炎の症状チェック!治療期間は?

子宮の病気には色々なものがあって、その中には聞いたことのある病気もあれば、聞いたことのない病気もあるでしょう。子宮頸管炎もきっと「聞いたことがある!」と言う方もいれば、「初めて聞く。」と言う方も多いでしょうね。

病気と言うと「自分は若いから大丈夫!」と、他人事のように思っている方もいるかも知れません。でも、子宮頸管炎に関しては30代以降の方だけでなく、10代や20代の発症者もいるので油断は禁物です。

実は、おりものや下腹部痛などが気になって病院に行ったところ、子宮頸管炎と診断されたと言う方もいます。

若い人も決して他人事ではない病気なだけに、この機会に子宮頸管炎に関して勉強しておくと良いかも知れませんね。では、子宮頸管炎の症状をチェックしてみましょう。子宮頸管炎の治療期間についても説明します。

・子宮頸管炎とはどういう病気?

「子宮頸管炎」とは子宮と膣を繋ぐ子宮頸管で、炎症が起こる病気のことを言います。子宮頸管炎は悪化するとどんどん感染が広がり、卵巣・卵管・骨髄腹膜などまで炎症を起こしてしまうことがあります。

出産・中絶手術・流産などで子宮内膜が傷ついている時、免疫力が落ちている時などは、感染リスクが高く注意が必要です。症状を悪化させて大変な事態にならないよう、異常を感じた時は早めに医者にかかるのがベストです。


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・子宮頸管炎の症状をチェック!

子宮頸管炎の症状として、主に次のようなものが挙げられます。

「おりものが増える。」「おりものの臭いがきつい。」「おりものに粘り気がある。」「おりものが膿っぽい。」「不正出血がある。」「下腹部痛がある。」「腰痛がある。」とは言っても、これらの症状がないからと言って、決して安心だと言う訳ではありません。

実は、子宮頸管炎になっていても、ほとんど自覚症状がない方もいます。特に子宮頸管炎でも初期のうちは、自覚症状がないことが多いです。

そして、先に挙げたような症状に気付いた時には、かなり症状が進行していることもよくあるものです。

「下腹部痛に気付いた時には、子宮内膜・骨盤内で炎症が起こっている。」なんて言うことも。いつもとは違う症状に気付いたら、迷わずすぐにでも診察を受けることをお勧めします。

・子宮頸管炎の原因は?

子宮頸管炎の原因として特に若い方に多いのが、クラミジア・ヘルペス・カンジダ・トリコモナス・淋病・梅毒などの性感染症です。性感染症は性行為によって、細菌・ウイルス・微生物などに感染して起こる病気です。

感染症は移るものなので自分だけの問題では済まず、パートナーから感染してしまうこともあれば、自分からパートナーに感染してしまうこともあります。

いずれにしても性感染症に気付いた場合には、パートナーに感染しないように配慮が必要です。それから、細菌感染と言えば性感染症だけではなく、ブドウ球菌・大腸菌・連鎖球菌などによる感染もあります。

デリケートゾーンは尿・便などを排出する場所でもあり、このような細菌が膣炎を引き起こし、さらに子宮頸管炎を引き起こすこともあります。

この他には、出産・流産・人工中絶も子宮頸管を傷つけて、子宮頸管炎を引き起こすことがあります。子宮頸管炎の原因は身近なことにあるだけに、子宮頸管炎は誰でも発症する可能性のある病気です。

先に挙げたような症状に気付いたら、すぐに医者にかかると安心かも知れませんね。

・子宮頸管炎はどうやって治療するの?

子宮頸管炎かどうかを検査する場合には、おりもの・子宮頸管の細胞などを採取して、炎症を引き起こしている原因を特定します。病原体が確認できたら、病原体の種類に合わせて薬で治療を進めていきます。

代表的な薬は、抗菌薬・抗生物質・抗ウイルス剤・抗原虫剤・消炎剤などです。子宮頸管炎の原因となる細菌・ウイルス・原虫などの増殖を抑えたり、炎症を落ち着かせたりするのです。

同じような働きの薬でも飲み薬・点滴・膣剤など、薬の対応も色々存在します。ちなみに、「膣剤」と言うのは、膣に挿入する薬のことを言います。

もちろん、薬を使用していても、膣内を清潔な状態にしておくことは大切です。病院では膣内を洗浄・消毒して、原因菌・原虫などを洗い流すこともあります。

ところで、子宮頸管炎になった時に、自分の検査や治療のことばかり考えていませんか。もしかしたら子宮頸管炎はパートナーに原因があるかも知れませんし、逆に自分からパートナーに感染しているかも知れませんよ。

なので、本当にパートナーのことを大切に考えているのなら、パートナーも一緒に検査を受けて、必要に応じて治療を進めた方が良いです。まずは、勇気を出してパートナーに話をしてみましょう。


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・子宮頸管炎の治療期間は人それぞれ

子宮頸管炎の治療期間は短い方だと数ヶ月、長い方だと何年もかかることがあります。残念ながら治療期間がどのくらいになるのか、はっきりした答えはありません。

と言うのは、治療期間は症状によって異なりますし、症状が悪化するほどどうしても期間がかかるからです。症状が悪化するのにもそれなりの期間がかかっているでしょうから、治療にもそれだけの期間がかかるのは当然です。

特に症状が悪化していて治療期間が長くかかりそうな方だと、ちょっと症状が軽くなったからと言って自己判断で治療を止めたくなることもあるでしょう。

長期的に薬を使用していると、体が薬に慣れてきて効いていないかのように感じることもあるでしょう。でも、治療を止めた途端に、症状がぶり返すことはよくあるものです。

なので、治療の進め方に関しては、必ず医師の指示に従いましょう。どうしても治療に疑問を感じた場合、「治療を止めても良いかも。」と思った時は、次の診察の時にでも医師に相談しましょう。

・子宮頸管炎は予防できる?

子宮頸管炎は心掛け次第で予防が可能です。まず注意しなければならないのが、性行為です。性感染症に感染している可能性のある人とは、性行為をしないようにしましょう。

パートナーと妊娠を考えている場合は仕方ないにしても、そうでない場合には避妊具を使用することも大切です。それから、性行為を全くしない方でも、100%子宮頸管炎を発症しないと言う訳ではありません。

デリケートゾーンを不衛生にしていることで、子宮頸管炎を発症してしまうことも考えられます。

なので、「ナプキン・おりものシートなどの衛生用品は、3時間以内に交換すること」「下着の汚れが気になる場合は、新しい下着と交換すること」「通気性の良い下着を着用すること」「1日に1回はデリケートゾーンを、ぬるま湯で優しく洗い流すこと」などを心掛けましょう。

この他、食生活・生活習慣に注意して、免疫力を低下させないようにすることも大切です。

・まとめ

子宮頸管炎は子宮と膣を繋ぐ子宮頸管で炎症が起こる病気で、治療せずに放置していると悪化して、子宮内膜・骨盤などに炎症が広がってしまう危険性があります。

子宮頸管炎の症状としては、おりものの変化・不正出血・下腹部痛・腰痛などが挙げられます。おりものの変化に関しては具体的には、量の増加・きつい臭い・粘り気・膿っぽさなどが挙げられます。

それから、子宮頸管炎の原因としては、性行為による感染、ブドウ球菌・大腸菌・連鎖球菌などによる感染、出産・流産・人工中絶による傷などが考えられます。

症状・原因を考慮しつつ病気の可能性があると感じた場合には、すぐにでも医者で診察を受けた方が良いです。それで、子宮頸管炎の治療法は主に薬で、細菌・ウイルス・原虫などの増殖を抑えたり、炎症を落ち着かせたりするための飲み薬・点滴・膣剤を使用します。

治療期間は症状の度合い・その人の回復力が大きく関係しており、短い方で数ヶ月、長い方だと何年もかかる方もいます。いずれにしても症状が軽くなったからと言って安心せず、医師の指示通り治療を進める必要があります。

また、子宮頸管炎は性行為の際に避妊具を使用したり、デリケートゾーンを清潔にしたり、食生活・生活習慣に注意したりすることで予防することが可能です。まずは予防対策で、万一発症してしまった場合は、医師の指示に従って確実に治療を進めましょう。


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