排卵日に出血が起こることで悩んでいる。排卵出血があると妊娠しにくいと聞いて不安になってしまった。排卵出血への疑問や、悩みを抱える方は多いと思います。

排卵出血の有無は個人差がありますが、出血があることは排卵が確実に行われているという目安ともいえます。排卵出血があった月に妊娠したという例もあります。

今回は、排卵出血と妊娠の関係性、そして排卵日前後のタイミングについての考え方などについてご紹介します。

排卵出血の有無で、妊娠しやすい時期は判断できない!?

排卵出血は、生理日以外の期間の出血であるので不正出血の一種です。身体にトラブルがあるという訳ではなく、排卵をきっかけに出血が起こってしまうだけなのです。

突然の出血を見ると不安を感じてしまいがちですが、心配しないでくださいね。妊娠を希望されている方にとっては、生理日以外の出血は大きな不安材料ですね。

排卵出血は、排卵日の前後の出血なので妊娠の有無には関係ありません。妊娠に悪い影響を与えることもありません。

排卵出血は、排卵期に子宮内膜が少し剥がれる、排卵時に卵子が卵巣の表面を突き破って出ていく際に微量に出血することです。

確実に排卵が行われていることがわかる、目安ともいえます。排卵出血があった月に妊娠した例も見られます。ただし、排卵日にタイミングをとった場合の妊娠する確率は排卵出血があった場合でも変化は無いと考えてください。

排卵出血を気にするよりも、基礎体温を測る、生理日の記録をつけて排卵日の予測をすることで妊娠への近道となるでしょう。


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排卵出血とはどんな出血なの?

排卵出血は、排卵にともなって出血が起こることです。

排卵期に女性ホルモンのバランスが少し崩れることが原因で、エストロゲンの分泌が減少して、子宮内膜が剥がれて出血する場合があります。

排卵するときに卵子が卵巣の表面を突き破って飛び出すので、その際の出血が卵管や子宮を通って排出されるのが排卵出血となることもあります。

卵巣が破れたことによって感じる下腹部の痛みは、排卵痛とよばれています。卵が起こった直後に排卵出血が生じることが多いですが、排卵から時間が経ってから出血することもあります。

排卵出血の有無は個人差があります。排卵出血を経験した女性は5%であるといわれていますので、排卵出血が未経験の女性がほぼ大半なのではないでしょうか。

排卵出血が無いから排卵していないというわけではありません。自然な生理現象の一種ですので、出血がなくとも排卵は行われています。

また、排卵出血の有無で妊娠確率が左右されることはありません。

排卵出血の特徴と、起こる時期について。

排卵出血は不正出血の一種とされていますが、出血すること自体は異常ではありません。前回の生理と、次回の生理予定日の中間くらいの時期に見られる場合が多いことで、中間期出血ともいわれます。

生理が終わった時期に排卵出血が起こると、次の生理が早くきてしまった?もしくは何かの病気ではないかと心配してしまいます。

排卵出血は、通常の生理とは違って期間は短く、出血量も少量です。下着に微量に付着する程度です。排卵日の前後に1~3日ほど出血するだけの場合が多く、短期間で終わります。

血液の色には個人差があり、黒っぽい色、薄めの赤色、茶褐色、鮮血のような赤色と多様です。生理のように、必ず毎月定期的に起こるものではありません。

不定期的に起こります。

排卵出血と同時期に、下腹部の痛みが主な症状である排卵痛を伴う場合があるので、生理が早まったのだと勘違いされがちですが、排卵出血が終わると痛みも収まります。

排卵出血と生理の出血の違いを理解しておけば、突然排卵出血を見た際に不安を感じることはなくなるでしょう。出血量が多い、もしくは出血の期間が長い場合は排卵出血ではない別の原因が疑われることもあります。

速やかに、婦人科を受診しましょう。

排卵出血と妊娠との関係

排卵出血は妊娠確率に影響しません

妊娠を希望している方にとって、原因のわからない出血が起こると不安を感じるものです。

排卵日に出血してしまうと、妊娠できないのではないかと誤解されがちですが、排卵出血は排卵の前後に起こる出血というだけであるので、妊娠の確立には影響しません。

排卵出血があったからといって、妊娠している、もしくは妊娠していないとも言い切れません。

排卵出血があると妊娠しやすくなるともいわれており、実際に排卵出血を確認したタイミングで妊娠が成立した例も多数あります。

しかし、この例も個人差があります。

排卵出血は排卵日の前後に起こるものですので、一種の排卵日の目安とされていますが、排卵出血は毎月必ず起こるものではありませんので、あくまでも参考程度に留めておきましょう。

排卵日を見極める方法は?

自分の排卵日を知りたいと思う場合は、排卵出血の有無をあてにしてはいけません。基礎体温を測る、生理日の記録をつけて周期を把握する習慣が重要です。

市販の排卵検査薬や超音波検査も、排卵日を予測できる方法です。おりものの変化にも気を付けるとなお良いです。基礎体温を測ることは然程費用がかかることなく、取り入れやすい方法です。

起床時、置き上がらずに横になったままの状態で体温を測定します。

基礎体温をグラフ化する手間がかかってしまうデメリットはありますが、最近は基礎体温を簡単に記録できるスマホのアプリがあるので活用することをおすすめします。

基礎体温の2~3周期分を記録すると正確性が高まるので、ホルモンバランスの異常や婦人科系の疾患も早期発見できる可能性があります。


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排卵出血の後にタイミングをとれば、妊娠しやすい?

排卵出血があったならば、排卵が起こっていることが確定しています。出血を確認したら妊娠しやすいタイミングといえるのでしょうか。

実は、そうとは言い切れません。排卵出血は排出されるまでに時間がかかるので、出血が起こった時間までも把握することができません。

排卵後の卵子が妊娠可能な時間は、6~24時間後だといわれています。出血を確認したからといって、妊娠が可能であるとはいえません。

また、出血中の性行為は病気の感染などのリスクがあるので避けましょう。

排卵日に性行為があった際に妊娠する確率は20~25%といわれていますが、排卵出血があった場合でも確立は変わりません。

排卵日、及び排卵出血の有無にとらわれずに性行為の回数を増やすことが妊娠の確立を上げる方法ともいえます。

まとめ

最近の妊活関連の情報では、排卵出血に関する間違った情報が多く見られます。排卵出血の有無で妊娠の可能性を確かめることは、確実な方法ではありません。

排卵の時期に出血が起こるかもしれないことは、覚えておくといいかもしれません。

私は排卵出血の話を聞いたことはありますが、実際に見たことはありません。排卵日は、基礎体温をつけることで把握していた記憶があります。

排卵出血自体は特に心配する症状ではなく、妊娠に影響を与えるものではありませんが、不正出血と見分けを付けられるようにすることが、身体のケアをする上では重要です。

どうしても見分けが付かない、心配に思う点がある場合は、自身で悩みを抱え込まずに産婦人科の診察を受けることをおすすめします。