排卵

排卵日出血で妊娠の可能性は?鮮血の場合は注意?

排卵出血があれば、排卵があったと考えてもいいのかな?排卵出血があるときにタイミングを取れば、妊娠するのだろうか?生理予定日以外の出血が、排卵出血、または不正出血なのか見分けがつかない。

排卵出血を見ると、妊娠成立への期待が大きくなりがちですが、出血があったからという理由で妊娠のタイミングが整っているとは言い切れません。

排卵出血だと思っていたものが、実は身体の異変による不正出血である場合もあります。また、出血の量が多く、鮮血であった場合はホルモンバランスの異常や婦人科系の疾患が原因とも考えられます。今回は、排卵出血と妊娠の関係性や、排卵出血の仕組み等についてご紹介します。

排卵出血があるから、妊娠できるとは限りません。

排卵出血が起こる2つの原因。

 

まず排卵出血とは、排卵によって卵巣の壁が破られることで生じる少量の出血です。卵巣からの出血が、卵管から子宮を伝って排出されます。

また、排卵の時期に女性ホルモンの一種であるエストロゲンの一時的な減少によって、子宮内膜が剥がれ落ちる際に出血することがあります。

排卵出血の原因は、上記の2点が主な原因といわれています。


スポンサードリンク


排卵出血を確認してからでは、タイミングが遅い?

妊活において、排卵出血の有無を目安にしてタイミングを計る女性もいるかと思われます。妊娠の確立を上げたいと願う女性にとって、正確な排卵日時期を知ることはとても大事なことですよね。

排卵出血を見たということは、排卵があったと考えてもよいのですが、排卵出血が妊娠に適したタイミングとは断定できません。

排卵出血があったとしても、何時間前に排卵があったのかまでの予測をつけることは非常に困難です。一般的に、卵子が受精可能な時間は排卵から6~24時間といわれています。

排卵出血を確認してから性行為をしても、既にタイミングが遅いこともあるのです。出血中の性行為は感染症を引き起こす危険性があり、感染症は不妊症の要因ともなりますので絶対に避けましょう。

排卵出血が起こる原因とは?

まず排卵する時に、卵子が卵巣を突き破って飛び出します。その際に卵巣の表面に傷がつき、出血することがあります。

加えて、排卵に伴ってエストロゲンといわれる卵胞ホルモンの影響で、子宮内膜が少し剥がれ落ちることによっての出血もあります。

それらの要因によって生じた出血が、子宮を伝わって排出されることで排卵出血となります。この排卵期に起こる出血は生理的な現象ですので、異常なことではありません。

排卵出血の起こり方には個人差があり、毎月出血を見る方もいれば、滅多に見ない、または全く出血を経験したことがない方もいます。

排卵出血を経験する女性の数は少なく、人口全体の5パーセント程ともいわれているので、極めてまれな症状ともいえます。排卵出血の有無は、体調に影響されることもあります。

排卵出血を見たことがないから、排卵が起こっていないという訳ではありませんので心配する必要はありません。

一般的な排卵出血の出血量、特徴について

排卵出血の出血量は、生理時のように多くはありません。極めて少量で下着に少し付着する程度で、おりものシートで対応できる範囲の量と考えておいてよいでしょう。

血液の色や状態は、茶褐色や薄いピンクなど、個人差があります。おりものと混じることで、薄めの色の血液となることがあります。

鮮血の場合、ごく少量であれば問題はありませんが、出血が長い期間続く、量が多い場合は不正出血の疑いもありますので、婦人科での診察をおすすめします。

排卵出血が起こる時期は、排卵日の約1~2日前です。生理周期が28日の方の場合は、排卵日は前回生理日と次回生理予定
日の間と予想できます。

前回の生理日から約14日後に、排卵出血が起こるというわけです。出血の期間は2、3日程度で終わるので、生理時よりも軽い状態です。

まれに1週間程続く場合もあります。

鮮血の排卵出血を見た際に、気をつけることは?

不正出血かもしれません!

排卵出血だと思っていたものが、生理と同じような量である、さらに出血期間が1週間位続いている場合は、不正出血を疑ってみてください。

特に鮮血が大量に出る場合は、不正出血と考えてもよいでしょう。

まず不正出血とは、生理以外に起こる性器からの出血のことです。病気ではなくとも、ホルモンバランスの状態や身体への刺激などで出血することがあります。鮮血の不正出血が出る場合は、重大な疾患が隠れている場合もあります。

膣や子宮、卵巣など臓器・器官そのものに疾患がある場合に起こる不正出血を器質性出血といいます。例えば、子宮筋腫、子宮内膜症、膣炎、子宮頚部びらん、子宮頸管ポリープ、子宮頸がん、子宮体がんなどが原因で器質性出血が起こることもあります。

膣炎、子宮頚部の病気の場合は性交時に鮮血状の出血を生じることがあります。器質性出血の場合は、上記に例を挙げた子宮の疾患が考えられるので、特に注意を払いましょう。


スポンサードリンク


鮮血の不正出血、放置は厳禁です!

不正出血、もしくは排卵出血かを見分ける際の参考として、基礎体温を計測して排卵日を把握する方法があります。

基礎体温表上での排卵日に出血があった場合は排卵出血と考えてもよいのですが、排卵日以外の日は不正出血を疑ってください。

その出血が鮮血の場合は、決して放置をせずに婦人科に相談しましょう。婦人科の検査によって、不正出血が起こる原因を特定できます。

特に更年期は不正出血が頻繁に起こることがあります。婦人科系疾患が後発する時期でもありますので、異変を感じたら診察を受ける習慣を心がけることが大切です。

排卵出血と不正出血、見分けるポイントは?

排卵出血と不正出血は、特徴がよく似通っているため見分けをつけることが難しいです。血液の色は、どちらも黒っぽい、茶褐色、おりものが混じって薄い赤みを帯びているなど個人差があります。

それぞれの出血量は、不正出血は少量~多量と個人差があり、排卵出血は少量です。

出血が起こっている期間の身体の痛みは、不正出血は痛みがある場合とない場合があります。排卵出血は、排卵痛といわれる下腹部の痛みを感じる症状が現れる場合があります。

排卵のタイミングで出血が見られた場合は排卵出血の可能性が高いです。基礎体温表をつけて自身の排卵日を把握することで、判断できることもあります。

排卵日を知っておくことで、事前に排卵痛が起こるかもしれない時期を掴めるので、対策を考えることができるでしょう。

まとめ

生理日でもないのに出血が起こると、不安を感じてしまいますね。

不正出血と排卵出血は、出血の状態や症状が似ていることもあるので見分けが付きにくいものですが、ご自身の排卵日を把握しておくことで判断できる場合もあります。

確実な妊娠を希望される場合は、排卵出血を排卵日の目安とするよりも毎日の基礎体温の計測で排卵日を確実に知っておくことをおすすめします。

排卵出血が起こることもある、とだけを頭に入れておくだけでもよいかもしれません。多くの女性が経験する、不正出血の状態にも目を配る習慣も大切です。

大量の鮮血など、不自然な不正出血を見た際は必ず婦人科を受診することを心がけましょう。身体の異変に細かく気付いて、早めに対処することで、妊娠しやすい身体作りがかなうはずです。

不安から解消されて、心穏やかに妊活ができることをお祈りしています。


スポンサードリンク