排卵

排卵日に基礎体温下がらない・上がらないの原因と対処法は?

排卵日を把握するために、基礎体温の計測を続けて最低体温日を探し当てる方法があります。

排卵が起こらないと、基礎体温表は高温期と低温期の区別がつかなくなり、右上がりのきれいなグラフが描けない。ホルモン
バランスが乱れているのが原因なのかと不安になる。

妊娠を希望している方にとっては、基礎体温の変動があると心配になりますよね。

基礎体温が上がらない、または下がらない原因は生活習慣の乱れやストレス、女性特有の疾患などが原因とされています。今回は、基礎体温の異常の原因や、基礎体温を安定させるために、今からできることについてご紹介します。

基礎体温のリズムが乱れる原因は意外と多いです!

基礎体温は、外的な環境などに大きく左右されることない、人間の本来の体温のことを指します。身体がエネルギーを消費していない状態での体温で、計測の方法は、毎朝の起床時に身体を動かしていない状態で体温測定します。

基礎体温は、いつも一定の状態を保っているわけではありません。排卵期を境に低温期と高温期に分かれ、これらの基礎体温の周期を記録するなかで排卵日を探し出すことができます。

妊娠しやすい体を作るためには基礎体温のリズムを保つことが重要だといわれていますが、昨今のストレス社会や食生活の乱れ、睡眠不足などで体調の変化が起こることでリズムが狂います。

生活の変化によって、基礎体温グラフはガタガタになってしまいます。妊娠しやすい身体をつくるためには、基礎体温グラフで示される高温期、低温期のリズムを整えなくてはいけません。

基礎体温が下がらない、もしくは上がらないといった不安定な状態はなぜ起こるのでしょうか?これから、それらの原因を追っていきましょう。


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基礎体温が上がらない原因は?

ストレス

基礎体温が低くなる理由として、ホルモンバランスの乱れが大きく関わっています。 なかでも最も影響を与えるのが、ストレスを感じることでのホルモンバランスの乱れです。

過剰なストレスがかかることで全身の血行が悪くなり、体温が上がらずに身体は常に冷えている状態となってしまいます。妊活中は悩みが多くなり、ストレスが多くなりがちです。できるだけ物事を前向きに考えるようにする。

または一時的に妊活のことから頭を離してストレスを発散する時間を設けるなどして、思い詰めないように過ごしていくことを始めてみましょう。

睡眠不足

睡眠と基礎体温は、一見何の関係性もないように見えます。

しかし、十分な睡眠をとらずに過ごすことで自律神経の乱れによって血管が圧迫され、基礎体温が下がったままの状態となってしまいます。

基礎体温を整えるためにも、夜更かしは禁物です。できるだけ早めの就寝を心がけましょう。

食生活の乱れ、栄養不足

食生活の乱れにより栄養が偏ってしまいますと、身体にとって必要なエネルギーを作り出すことができなくなります。 とくに筋肉の材料になるタンパク質や血行を改善するビタミンEは、基礎体温を上げるために欠かせない栄養素です。

タンパク質は肉や魚、卵、大豆製品などに含まれています。ビタミンEはかぼちゃなどの緑黄色野菜、ナッツ類などに含まれているので、意識的に摂ることを心がけましょう。

身体の冷え

身体を冷やすことは、基礎体温の低下の原因です。

できるだけ薄着で過ごすことを避けて、温かい服装を心がけましょう。腹巻きやレッグウォーマーなどで腹部と下半身を温めると、全身を効率よく温めることができます。

室温を下げすぎないことや、冷たい飲み物などは避けて温かい食事メニューを取り入れることが大切です。忙しい日々が続くと、毎日の入浴をシャワーで済ましてしまいがちです。

基礎体温を上げるためには、お風呂で身体の深部まで温めることが重要です。夏場は冷房の影響で身体が特に冷えますので、できるだけ湯船に浸かって身体を温める習慣をつけましょ。

婦人科系の疾患

生活習慣や食生活を見直しても基礎体温が上がらない場合、婦人科系の疾患を抱えている可能性があります。原因として考えられるのが、卵巣機能不全や多嚢胞性卵巣症候群、高プロラクチン血症などがあります。

心配な点がある場合は、婦人科での診察をおすすめします。基礎体温を上げて、体調を整えることで妊娠しやすい身体が作られます。


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基礎体温が下がらない原因は?

妊娠初期かもしれません。

妊娠超初期(0~3週目)や妊娠初期(4~15週目頃)に見られる症状の一つとして、基礎体温が高い状態である、高温期が長く続くことがあります。

生理開始から最初の2週間程度は、基礎体温が低い低温期が続き、その後、排卵期が来て排卵が起こります。排卵後に黄体ホルモンの分泌が始まると高温期となり、これが2週間程度続きます。

この期間に受精卵が着床しなければ(妊娠しなければ)黄体ホルモンが分泌されなくなり、再び生理が始まって基礎体温が下がる、というサイクルを繰り返します。

しかし妊娠すると生理が止まって排卵が起こらないため、高温期がずっと続くことになります。高温期が3週間以上続いた場合、妊娠の可能性が高くなります。

その他の症状として、高温期7日目あたりから生理予定日までの期間に、生理よりも少量の出血である着床出血が見られることもあります。

妊娠検査薬で陽性反応を確認した際は、無理のない生活を心がけましょう。

身体に余分な熱がこもっている?

基礎体温が高いことは身体にとって良いのだと思いがちですが、余分な熱がこもることで身体に悪影響を与えてしまいます。ストレスが増えることで、熱がこもりやすくなるともいわれています。

基礎体温が下がらない状態が続くと、子宮内膜症を引き起こす原因ともなります。体内の気の巡りを整えて、余分な熱を放出する方法として、鍼灸(針治療)や漢方を取り入れてみることもおすすめします。

継続することが重要なので、個人差はありますが即効性はないものと思ってください。時間をかけて、ゆっくりと体調を整えられる方法ですので身体には優しいです。

更年期障害かもしれません

更年期が近づくにつれて、ホルモンバランスに乱れが生じます。

生理があっても排卵が起こらない、また低温期が長くなって生理の間隔が開くことがあります。更年期に入ると次第に高温期がなくなり、低温期が続くようになります。

更年期の初期兆候としてホルモンバランスが乱れている場合には、高温期が長くなるケースも人によってはあるようです。個人差があるので、ご自身での判断が難しいものです。

更年期に入ってからの対処法を早めに考えるのは良い方法ですので、気になる症状があれば婦人科に相談することをおすすめします。

発熱と薬の影響

風邪やインフルエンザなどの病気による発熱があれば、基礎体温が上昇します。

風邪の症状は妊娠初期症状とよく似ているので、妊娠と病気の見分けがつかない場合には、薬を服用する際は注意を払わなければいけません。薬の服用を避けることが望ましいのですが、どうしても服用が必要な場合は必ず医師に相談しましょう。

また、低用量ピルを服用中の方は基礎体温が低温期よりも少し高い状態で一定になるというケースもあります。処方された薬、服用している薬の副作用を予め知っておくことが重要です。

薬に関する疑問点などは、医師または薬剤師に確認しましょう。

まとめ

基礎体温を測ることは、排卵日を見つけ出すだけではなく、卵巣機能や女性ホルモンの異常の有無を読み取るために役立ちます。基礎体温は、一定の周期の中で高温期と低温期を繰り返しているのが正常な動きです。

基礎体温が上がらない、または下がらないと異変を感じることもあるでしょう。基礎体温のリズムの乱れは、疲労やストレスでダメージを受けた、または女性特有の疾患があることでの身体からのサインを発しているのかもしれません。

体調面などで不安を感じたら、すぐに婦人科へ相談に行きましょう。


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