妊娠超初期は急激にホルモンバランスが変化するのだから、おりものにも何らかの変化が出そうな感じがしますよね。確かに、妊娠してからおりものの変化を実感して、生理予定日になっても生理が来ないことから、気になって医者で診察を受ける方も多いです。

もちろん、妊娠しているかどうかは、生理予定日から1週間近く経てば分かります。でも、心から妊娠を待ち望んでいる方にとって、生理予定日1週間後は長く感じるものです。

「できることなら1日でも早く妊娠が分からないか。」と思ってしまいますよね。そこで、生理予定日前後のおりものの特徴をチェックしてみましょう。

毎回の生理予定日前後のおりものの状態を分かっている方なら、いつもとの違いから妊娠の可能性が判断できるかも知れません。では、今回は妊娠超初期のおりものについて、「白いかたまりが出るか」、「ベタベタして粘りがあるか」などを説明しましょう。


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・妊娠超初期のおりものに白いかたまりはある?

生理予定日前後のおりものの色・形などで、いつもの生理予定日前後との違いを見つけた方はいませんか。少しでもいつもとの違いを見つけると、「もしかして妊娠してる?」と強い期待感を持ってしまう方も多いでしょう。

こんな方の中で、おりものに白いかたまりを見つけた方はいませんか。妊娠するとエストロゲンの分泌が増えて、おりものの量が増えることはよくあります。

しかも、おりものの色は白色・黄色・クリーム色・茶色など人によってさまざまで、透明度が少なく濁っていることが多いです。「白色のおりものが出た。」と言う方には、「白いかたまりが出た。」と言う方もいます。

そもそも、おりものは粘膜や他の組織などでできているので、当然かたまりになることもあるでしょう。あるいは、排出されたばかりの時はかたまりでなくても、時間とともにだんだんとかたまりになっていくこともあります。

とは言っても、「妊娠超初期だから絶対に白いかたまりが出る。」なんて言うことも、「白いかたまりが出るのは絶対におかしい。」なんて言うこともありません。妊娠超初期のおりものは人それぞれなので、一般的な傾向はあくまでも参考程度に過ぎません。

・妊娠超初期のおりものにベタベタ粘りはある?

妊娠超初期のおりものを見分ける特徴として、「ベタベタ粘りはあるか」も大切なポイントですよね。一般的には妊娠超初期のおりものにはベタベタ粘りは少なく、サラサラしていることが多いと言われています。

妊娠中はホルモンバランスの関係でおりものが増えやすいからこそ、余計にサラサラしているように感じるのかも知れません。とは言っても、おりものの量が多いとどうしても下着が汚れやすく、時間とともにベタベタして気持ち悪く感じることも。

こればかりはどうすることもできず、下着・おりものシートを替えて対処するしかありません。新しい下着・おりものシートに交換するまでの間だけでも、おりものが気になると言う場合には、せめて通気性の良い下着・おりものシートを上手に使うと良いでしょう。

また、妊娠超初期のおりもののべたつき・粘性も人それぞれで、「サラサラしていない」とか「べタベタ粘りがある」と言う方もいます。おりもののべたつき・粘性も白いかたまりと同じように、妊娠超初期を判断する1つの目安に過ぎないと考えた方が良いでしょう。

・注意が必要なおりものかたまりもある!

いつもと違うおりものは、体の不調を表すサインである場合も多いものです。実は、かたまりの混ざったおりものには、注意が必要な場合もあるのです。例えば、「カッテージチーズみたいなおりもの」「酒粕のようなおりもの」「泡を含んだおりもの」などは、病気のサインである可能性が考えられます。

白いかたまりでも妊娠超初期の症状以外に、病気を発症している場合もあります。病気なのかどうかの判断目安としては、おりもの以外に気になる症状はないかをチェックしてみましょう。

「激しいかゆみ・痛みはないか」、「強烈な臭いはないか」などのチェックは必須です。もちろん、おりものが発生する場所はデリケートなので、正常であっても多少はかゆみが起こることがありますし、毎月の生理で多少の下腹部痛が起こることもあります。

また、臭いに関しても多少は酸っぱい臭いがしたり、生理前後に血の臭いがしたりすることはあります。明らかにいつもとは違うかゆみ・痛み・臭いがしたり、生活に支障が出るほどの激しいかゆみ・痛みを感じたりする場合には、病気の可能性を疑った方が良いでしょう。辛い症状ほど早めに医者にかかった方が安心です。


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・おりものが白いかたまりで考えられる病気は?

「おりものが白いかたまり=病気」とは限らないのですが、おりものが白いかたまりである場合には、腟カンジダ・トリコモナス腟炎・細菌性膣炎・他の感染症などの可能性も考えられます。

まず、白いかたまりでもカッテージチーズ・酒粕のようなおりものだと、膣カンジダに感染しているかも知れません。膣カンジダに感染した時に起こりやすいおりものは、「ポロポロのかたまり」と表現されることが多いです。

この場合、おりものの異常以外に激しいかゆみ・痛みなどの症状が起こることもあります。それから、トリコモナス膣炎に感染すると、黄色・乳白色の泡の混ざったおりものが発生しやすくなります。

膣内が炎症を起こしている状態なので、激しいかゆみ・赤い腫れなどが起こることもあります。細菌性膣炎は白いかたまり以外に、強烈な生臭さが特徴です。

他にも色々な種類の感染症があるのですが、妊婦健診で感染症の有無を検査することも多いです。妊娠中の感染症はそれだけ重大な問題で、流産・早産を引き起こす危険性もあるので注意が必要です。

・感染症を予防するためには?

妊娠中は免疫力が低下していて、通常以上に感染症にかかりやすいです。どんなに気を付けているつもりでも、運悪くかかってしまう方もいます。でも、できることなら感染症にかからないよう、しっかりと予防対策ができるのがベストです。

それで、感染症を予防するためには、まずはデリケートゾーンを常に清潔に保つことです。洗いすぎもかえって膣内の免疫力を弱めてしまう可能性があるので、1日1回の入浴の時に表面部分だけお湯でサッと洗い流すと良いでしょう。

もちろん、入浴後に使用するタオルは何度も使いまわしはせず、洗濯して綺麗なものにしてください。それから、ナプキン・おりものシートなどの衛生用品を使用する場合は、2~3時間以内に新しいものに交換しましょう。

下着が汚れてしまった場合には、すぐに新しいものに交換することも大切です。仕事をしていて外出していることが多い方は、替えの下着・ナプキン・おりものシートをたくさん持参すると良いでしょう。

・まとめ

妊娠超初期のおりものはサラサラしていることが多いのですが、「白いかたまりが出た」と言う方もいます。「ベタベタ粘りがある」と言う方もいます。おりものの状態は本当に人それぞれで、「妊娠超初期は絶対にこういうおりもの!」なんて言う正解のようなものはありません。

ただ、おりものの中には、カッテージチーズや酒粕のようにポロポロしたかたまりだったり、泡を含んだおりものだったり、強烈な生臭さがあったりなど、注意が必要な場合もあります。

このようなおりものが発生する場合で激しいかゆみ・痛み・腫れなど、他の不調も気になる場合には感染症の可能性も考えられます。感染症は命の危険性は少なくても、流産・早産を引き起こすこともあります。

感染症を予防するためには、入浴でデリケートゾーンを綺麗に洗ったり、下着・ナプキン・おりものシートなどをこまめに交換したりなど、常に清潔を心掛けることです。

免疫力を維持するためにしっかりと栄養や睡眠を取って、疲れやストレスを溜め込まないようにすることも大切です。