着床

着床出血は生理みたいな量や塊?腹痛はある?

妊娠を望んでいる方なら、一度は「着床出血」と言う言葉を聞いたことがあるでしょう。ここで、「妊娠しているのに出血することがあるの?」と、驚いた方も多いでしょう。

「妊娠中の出血は、流産や何らかのリスクを伴うもの!」と思われがちですが、着床出血に関しては正常な方でも起こりうる出血です。生理予定日と同じくらいの時期に起こるので、妊婦さんの中には生理と間違える方もいます。

このような方だと「次の生理が来なくて妊娠に気付く。」なんて言うことも。場合によっては、1ヶ月も妊娠に気付くのが遅れる訳です。妊娠中は生活の管理が必要ですし、早い段階から検査を受けておいた方が良いですし、できることなら少しでも早く妊娠していることを知りたいですよね。

そのためにも、着床出血の特徴・生理との違いについて勉強しておくことです。では、今回は着床出血と生理の違い、具体的には出血量・塊の有無・腹痛の有無などについて見ていきましょう。

・そもそも、着床出血とは?

妊娠は仲良くすればすぐに成立するものではなく、色々な過程をクリアして成立するものです。だからこそ、妊活は簡単そうで難しいんですよね。妊娠の具体的な過程としては、まずは男性の精子と女性の卵子が受精して受精卵になります。

そして、受精卵が卵管を通って子宮に到着し、子宮内膜に根を張ります。これを「着床」と言うのですが、着床の際に絨毛が子宮壁に当たって子宮壁が傷つくことがあります。

もしこの時に出血が起これば、「着床出血」となります。ここで、着床出血は誰にでも絶対に起こるものだと思っている方も多いでしょう。逆に、「妊娠中は出血が起こらないはずだから、着床出血が起こるのはおかしい。」と思っている方もいるかも知れませんね。

実は、着床出血は誰にでも起こるものではなく、むしろ起こる人の方が珍しいくらいです。「着床出血がが起こるのは、全妊婦さんの50人に1人の確率」と言われているくらいですから、決して「着床出血がない=妊娠していない」なんて言う訳ではありません。

着床出血がない場合でも、生理予定日を過ぎても生理が来なければ、まだ妊娠している可能性は残されています。また、妊娠中の出血があると流産の心配をしてしまいそうですが、着床出血に関しては心配ありません。もちろん、心配な症状がある場合には、念のため医師に診てもらいましょう。


スポンサードリンク


・着床出血の量はどのくらい?

「着床出血もきっと生理と同じくらい、出血があるのだろうな。」と思っている方もいるでしょう。着床出血には「妊娠生理」なんて言う、別名も存在するくらいですから。

でも、実際に経験した人に言わせると、「着床出血の量はそれほど多くない。」とか「生理と比べると圧倒的に少量!」と言う方が多いです。とは言っても、どのくらいの出血が多いのか、少ないのかの判断は人それぞれで、自分にとってはどうなのかの判断は難しいですよね。

普段の生理が少量の方だと、通常の生理なのか着床出血なのか、分からない場合もあるでしょう。こんな方は次のような状態に当てはまるかどうかで、考えてみても良いかも知れませんね。

「おりものに色が付いている程度である。」「通常の生理よりもずっと少量。」「ナプキンがほとんど汚れない。」妊活中でこのような出血が見られる場合には、着床出血の可能性があります。

もちろん、「着床出血は絶対にこんなふう!」なんて言う答えはないので、あくまでも参考程度です。ごく稀に「通常の生理と変わらない出血量だった。」と言う方もいますから。

・着床出血で塊が出ることはある?

妊娠を望んでいて着床出血を待っている方だと、生理予定日前後の出血には本当に神経質になりますよね。いざ生理予定日に出血があって、「これって着床出血なの?それとも生理なの?」と、暫く考え込んでしまうこともあるでしょう。

本来は着床出血で生理のような多めの出血があることも、血の塊が出ることも少ないはずです。ただ、妊娠の症状には個人差があって、これも絶対と言う訳ではありません。

ホルモンバランスが乱れていたり、子宮外妊娠が起こっていたり、他にも子宮に何らかの問題があったりする場合には、着床出血で血の塊が出ることも十分に考えられます。

いや、そもそも着床出血だと思っていたのが、実は着床出血ではなくて不正出血である場合も考えられます。いずれにしても着床出血の可能性が高いのに、出血量が多かったり血の塊が出たりするのであれば、早めに医師の診察を受けることをお勧めします。

・着床出血はどんな色?

着床出血かどうかを判断するのに、出血量以外に色の特徴を知ることも役立ちそうな感じがしますよね。着床出血の色に関しては経験者に言わせると、「少し茶色が混ざっていた。」、「ピンク色の血だった。」、「真っ赤な血だった。」など、人によって答えが異なります。

「血の色が何色か表現しにくい。」とか「茶色くも見えるし赤っぽくも見えるし、色が分かりにくかった。」なんて言う方もいます。そもそも、血液は時間とともに色が変化しますし、ナプキンやショーツなど、付着した場所によっても色が違って見えますよね。

なので、血の色で着床出血かどうかを判断するのは、難しいと考えた方が良いでしょう。ただ、先に挙げたような出血を経験した方がいることは確かで、参考程度に自分の血と比較してみる分には良いかも知れませんね。


スポンサードリンク


・着床出血の時に腹痛はある?

出血があると言うと、生理の時のように何らかの痛みが起こりそうな感じがしませんか。着床出血が起こると言うことは、子宮内膜が傷ついていると言うことでもあります。

なので、痛みを感じてもおかしくありません。実際に「着床痛」なんて言う、言葉も存在するくらいですから。着床痛を感じる場所は子宮で、生理と同じように下腹部痛として感じられることが多いです。

具体的にどういう痛みかは人それぞれで、「チクチクした。」、「ツキーンとした。」などが多いです。ただ、残念ながら着床痛に医学的根拠はなく、「着床痛を経験した。」と言う方が本当に着床痛を経験したのかも謎です。

着床痛だと思っていたのが、他の痛みだった可能性も十分に考えられます。と言う訳で、着床時期の腹痛は、妊娠を判断する上であまり参考にならないかも知れませんね。ただ、腹痛が激しい痛みで生活に支障が出るほどのものだとしたら、何らかの異常も考えられるので早めに婦人科にかかりましょう。

・まとめ

全妊婦さんのたった2%の方に起こると言われている着床出血は、受精卵が子宮に到着して子宮内膜に根を張る際に起こるものです。具体的には着床時に絨毛が子宮壁に触れて、子宮壁が傷ついて軽い出血が起こるのです。

着床出血の量は一般的には、通常の生理に比べて圧倒的に少量と言われています。おりものに色が付いている程度だったり、ナプキンがほとんど汚れないくらいだったりすることが多いです。

ただ、着床出血の症状は人それぞれで、中には生理並みの出血があったり、血の塊が出る方もいます。この場合はホルモンバランスの乱れ・子宮外妊娠・他の子宮の異常なども考えられるので、不安な場合は早めに医者の診察を受けると安心です。

それから、着床出血の色も茶色・ピンク色・真っ赤など、人によって異なります。血の色は経過時間によっても付着した場所によっても異なって見えることがあり、先に挙げた色はあくまでも参考程度に考えておくのが良いでしょう。

また、着床出血の時に、チクチク・ツキーンなどの下腹部痛を感じる方もいます。とは言っても、着床痛に関しては医学的根拠がないため、感じた痛みから着床痛かどうかを判断するのは難しいです。腹痛でも生活に支障が出そうなくらいの激痛の場合には、早めに医者にかかりましょう。


スポンサードリンク