妊娠を強く望んでいる方なら、いつもとは違う体調の変化を感じた時に、「これって妊娠の兆候なの?」と期待せずにはいられませんよね。

本当はそれほど体調の変化を感じていないはずなのに、無理に体調の変化を探し出そうとしたり、「いつもとは違う!」と思いたかったりすることも。

もちろん、こんなことをしても全く意味はないのですが、それだけ強く妊娠を期待してしまうんですよね。ところで、妊娠の兆候の1つに、「着床出血」があることを知っていましたか。

着床出血はたった数%の人にだけ見られる出血で、「妊娠出血」とも言われるものです。もし生理予定日前後に着床出血らしい出血が見られれば、妊娠の可能性は高まりますよね。

いち早くお腹の中の赤ちゃんの存在に気付いてあげられれば、こんなに良いことはありません。では、今回は着床出血について、出血量はどのくらいなのか、平均どのくらい出血があるのかを見ていきましょう。

・着床出血はいつごろに起こるものなの?

「着床出血の量がどうなのか?」と言う問題の前に、まずは「着床出血はいつごろに起こるものなのか?」ですよね。着床出血の時期がいつなのかを知らないと、着床出血を生理と間違えたりして気付かずにいることも。

場合によっては妊娠の発見が、1ヶ月先の次の生理予定日前後になることもあります。1ヶ月あれば出産を迎える病院も選びやすいし、お腹の中の赤ちゃんのために色々な準備ができるし、自分のためにも赤ちゃんのためにもできることはいっぱい。

逆に、1ヶ月遅れてしまうと、出産の予約が取れない人気病院も出てきます。特に個人病院の場合は、早いところだと妊娠5週目に予約を取るのでも、間に合わないことも。

と言う訳で、早く妊娠の兆候に気付くに越したことはありません。それで、着床出血の起こる時期としては、生理予定日の1週間前~数日前であることが多いです。

ただ、生理不順の方だと生理予定日に信憑性がなく、生理予定日の数日後までの間に着床出血が起こることも十分にあり得ます。なので、生理予定日よりも2~3日以上早ければ、着床出血の可能性があるとして期待するのも有りです。生理予定日に近い出血だと、時期だけで着床出血か生理かを判断するのは難しいです。


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・着床出血は生理よりも少ない

着床出血は生理よりも若干早い時期に起こることが多いのですが、時期だけでは説得力に欠けますよね。「少し早い生理が来た。」とか「生理不順で生理日がズレた。」とも考えられますよね。

そこで、出血の時期と一緒にチェックしたいのが、「出血量」です。一般的には着床出血は、生理よりも量が少ないと言われています。とは言っても、出血量が多いか少ないかの基準は、人によって違うので判断が難しいですよね。

もちろん、「生理より少ない」と言うからには「生理よりも少しだけ量が少ない」のではなく、「明らかに生理よりも出血量が少ない」と考えた方が良いでしょう。「生理よりも少ないかな?どうかな?」と判断に迷うくらいだと、生理の可能性が高いです。

着床出血の具体的な量としては、「おりものシートでも十分なくらいの少量」とか「ナプキンを1日変えなくても大丈夫なくらいの量」、「おりものに血が混ざっているくらいの量」などと言われることが多いです。

ただ、例外的に生理並みの出血を経験する方もいるので、出血が多いからと言って妊娠の可能性がゼロと言う訳ではありません。特に出血の時期が生理予定日の1週間前~数日前であれば、妊娠の可能性はあります。

・着床出血で生理並みの出血が起こるのはどういう場合?

本来は妊娠していながら、生理並みの出血が起こることは考えにくいものです。なので、絶対に妊娠だと分かっていて、生理並みの出血があると不安になってしまう方も多いでしょう。

それで、着床出血で生理並みの出血が起こる場合として考えられるのは、主に次のような場合が考えられます。「子宮外妊娠が起こっている。」「子宮の外側に何らかの異常がある。」「ホルモンバランスが乱れていて、生理が起こりかけた。」これらに当てはまらなければ、着床出血だと思っていたのが着床出血ではなかった可能性が考えられます。

例えば、着床出血だと思っていたのが生理だったり、不正出血だったり。流産でも生理並みの出血が起こることがあります。ただ、妊娠には例外が付き物で、必ずしも「生理並みの出血=妊娠していない」と言う訳ではありません。

ごく稀ながら生理並みの着床出血があっても、妊娠している方はいるので、適度に期待を持つくらいなら悪くないかも知れませんね。

・着床出血だと基礎体温が高くなる!

「妊娠すると高温期が長くなる!」なんてよく言いますよね。実は、基礎体温は体調の変化をよく表すもので、基礎体温を測ると着床出血かどうかの判断ができる場合もあるのです。

女性ホルモンの中でも体温を上昇させる「プロゲステロン」は排卵日から増え始めるのですが、妊娠していなければ生理の開始と同時に減少して基礎体温も低下します。

ただ、妊娠している場合には生理予定日になってもプロゲステロンは分泌され続けたままで、基礎体温も上昇したままになります。つまり、この場合の出血は、着床出血である可能性が高いです。

期間で見ると「排卵日から2週間以上高温期が続いている。」と言う場合には、着床出血である可能性が高くなります。

ちなみに、基礎体温は朝起きた時に寝たままの状態で測る体温で、体温を測る前に体を起こしたり、トイレに行ったりしてはダメです。正しい基礎体温を把握するためにも、必ず正しい方法で体温を測りましょう。


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・妊娠検査薬を使うのも便利!

毎朝基礎体温を測っている方なら、生理予定日を過ぎても基礎体温が高いかどうかは一目瞭然でしょう。でも、あまり基礎体温を測ったことのない方だと、基礎体温が通常よりも高いのか低いのか、判断が難しいですよね。

風邪や病気でもないのに37℃くらいの熱でもあれば、通常よりも高いと感じるでしょうが。基礎体温だけでは着床出血かどうかを判断しにくい場合には、妊娠検査薬を使うのが便利です。

妊娠検査薬はスティック状になっていて、尿をかけると妊娠の有無を判断できるようになっています。大抵のものは検査線と見本線の2本の線があって、検査線が見本線よりも濃く出れば「陽性(妊娠の可能性がある)」と判断できます。

ただ、検査線が濃いか薄いかは判断に迷うこともあるでしょうし、気分的なもので見え方が変わることもありますよね。もちろん、判断に迷うくらいはっきりしない線だと、妊娠していないか、はっきりとした線が現れるまでにもう何日か時間が必要な場合が考えられます。

・まとめ

着床出血が起こる時期は、生理予定日の1週間前~数日前くらいが多いと言われています。なので、生理予定日に近くて、時期的に生理と判別が付きにくい場合があります。

こんな時には出血量をチェックしてみると良いでしょう。おりものシートでも十分なくらい、ナプキンを1日変えなくても大丈夫なくらいで、おりものに血が混ざっているくらいの少量だと、着床出血の可能性が高いです。

とは言っても、着床出血の量には個人差があり、着床出血を経験した人全員がこのような出血だった訳ではありません。稀に生理並みの出血を経験する方もいます。

着床出血かどうかの判断が難しい場合には、基礎体温を測ったり、妊娠検査薬を使ったりすると良いでしょう。基礎体温が2週間以上高温だったり、妊娠検査薬で陽性が出たりすれば、妊娠の可能性は高まります。

ただ、基礎体温はきちんと測定できていることが前提で、朝起きたらじっとしたまま体温を測定する必要があります。妊娠検査薬も「偽陽性」なんて言う言葉も存在するくらいで、はっきりしない線の場合には何日かして、もう一度測り直すくらいの気持ちの余裕が必要です。