着床

着床時期の仲良しで妊娠できたりする?

心から妊娠を望んでいる方の中には、生理予定日や排卵日を把握して、仲良しのタイミングを考えている方も多いでしょう。毎日の基礎体温もきちんと測って、細かい体調の変化を気にしている方もいるかも知れませんね。

ただ、仲の良い夫婦にとっては、「妊娠しやすい日だけ仲良し」と言うのも寂しい感じがしますよね。できることなら妊娠しやすい日以外も、仲良くしていたいと思う方もいるでしょう。

もちろん、妊娠に支障が出なければいつでも仲良くしていれば良いのですが、特に着床時期の仲良しは妊娠に支障が出そうな感じがしませんか。初産婦さんは35歳以上の出産を、経産婦さんは40歳以上の出産を「高齢出産」と言うくらいです。

だからこそ、「妊娠は〇歳までに!」と年齢的な目標を持つこともあるでしょうし、1回1回のチャンスを大切に考えてしまいますよね。では、着床時期の仲良しで妊娠できるのか、説明しましょう。


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・そもそも、着床時期はいつごろ?

初めに言っておくと、排卵のタイミングに合わせて仲良しができていなければ、着床が起こる可能性はゼロです。着床は男性の精子と女性の精子が出会うことで、起こる可能性が出てくるものですから。

排卵のタイミングに合わせて仲良しをしても、着床できる可能性は20%以下と言われています。この確率をクリアして順調に着床できたとしたら、着床の開始は早くて生理予定日の1週間前、着床の完了は生理予定日前後と言われています。

着床の開始から完了までには5日前後も日数がかかります。しかも、順調に着床できているのか、いつから着床が開始になるのか、いつ着床が終わるのかは、残念ながら自身で判断することは難しいです。

なので、目安として「着床時期は生理予定日の1週間前~生理予定日前後」と考えておけば良いでしょう。無事に着床できたかどうかは、生理予定日を何日か過ぎて婦人科で診察を受けないことには分かりません。

・着床時期の仲良しで妊娠率が低下する

着床時期の仲良しが妊娠に良いのか、良くないのかは、実は専門家によっても意見が分かれるところです。ただ、「着床時期の仲良しが妊娠に良くない。」とする説に関しては、ある研究機関で試験も行われて説得力が強まりました。

その試験は、30〜44歳で自然妊娠を希望して3ヶ月未満の女性約560人を対象にしたものです。具体的な試験内容としては、被験者の方は4ヶ月間(途中で妊娠した方は妊娠するまで)生理・性行為・排卵日(排卵検査薬・頸管粘液チェックで特定した排卵日)・妊娠検査薬の結果などを記録していました。

すると、排卵日から5~9日の着床時期に近い性行為を行うことで、自然妊娠の確率が低下することが確認できたようです。着床時期に近い時期に全く性行為を行わなかったのと比較すると、1回の性行為で98%、2回の性行為で76%、3回の性行為で52%まで自然妊娠率が低下したようです。

1回の性行為ではほんの数%の違いですが、2回以上の性行為でだいぶ自然妊娠率が変わってきます。もちろん、この研究結果が必ずしも自分に当てはまるとは限りません。

でも、妊娠・出産のリミットが迫っている場合には、妊娠率を低下させる可能性のあることはできるだけ避けた方が良いです。

・もっとも妊娠しやすいのは排卵日の2日前~前日にかけて!

妊娠には年齢的なリミットもありますし、いつでも好きな時に妊娠できる訳ではありません。このようなことを考えると、やはり妊娠しやすい日に仲良しのタイミングを取って、妊娠率を下げるような仲良しは避けるに越したことはありません。

と言う訳で、もっとも妊娠しやすいタイミングと言われている、「排卵日の2日前~前日にかけての時期」に仲良しのタイミングを取りましょう。

ところが、排卵日に仲良しのタイミングを取るよう勧める医者もいますし、排卵日がもっとも妊娠しやすいと思っている方も多いものです。

実は、排卵日近い性行為のタイミングに関しても、ある研究機関で試験が行われました。その結果、同じ生理周期中に1回性行為をした時には、排卵日の前日に性行為をした場合が、もっともも妊娠率が高いことが確認できたようです。

さらに、同じ生理周期中に2回性行為をした時には、排卵日の2日前に性行為をした場合が、もっとも妊娠率が高いことが確認できたようです。しかも、いずれの場合においても排卵日当日に性行為を行った時に、妊娠率が低下していることが確認できたようです。

膣内に射精された精子はすぐに卵管を通る訳ではなく、頸管粘液で一旦蓄えられてから卵管を通ります。だからこそ、排卵日当日よりも多少余裕を持って、性行為をした方が妊娠率が高いのでしょうね。


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・排卵直後の仲良しは妊娠率を高めることも!

先に「着床時期の仲良しで妊娠率が低下する。」と述べましたが、実は「排卵後の仲良しで妊娠率が上がる。」と言う説も存在するようです。ここで「排卵後」と聞いて、着床時期を考える方も多いでしょう。

確かに、着床時期は排卵後に該当します。ただ、妊娠率を高める可能性のある仲良しのタイミングは、排卵後の中でも「排卵直後」のことです。「排卵に合わせて性行為を行って、その後でまたすぐに新しい精液が射精されれば、女性の生殖器官の免疫反応が精子を受け入れやすい状態になりやすい。」と言う説があります。

つまり、排卵直後の仲良しは妊娠率を高めても、排卵後の着床時期は妊娠率を低下させる可能性があるということです。この説が絶対と言う訳ではないのですが、「排卵日に合わせて仲良しのタイミングを取っても、なかなか妊娠しない。」と言う方は、排卵直後の仲良しも試してみる価値は十分にあります。

今までと仲良しのタイミングを変えることで、妊娠できるかも知れません。

・自分にとってストレスになりにくい妊活を!

「着床時期の仲良しで妊娠率が低下する。」、「排卵日の2日前~前日にかけての仲良しが妊娠しやすい。」、「排卵直後の仲良しは妊娠率を高めやすい。」など、仲良しのタイミングに関しては色々な説が存在します。

でも、着床時期に性行為をしても妊娠できた方はいますし、排卵日の2日前~前日以外の性行為で妊娠できた方もいます。排卵直後に仲良くできなくても、妊娠できた方もいます。

どの説もあくまでも確率的な問題で、絶対と言う訳ではありません。なので、自分たちにとってもっとも良い妊活を行うのがベストです。妊活にストレスは良くないですから。

とは言っても、何も考えずに妊活してなかなか妊娠できない方が、結果的にストレスになりますよね。初めのうちはの自分たちの好きなように自由に妊活を行って、数ヶ月したら仲良しのタイミングを考え直すのも有りです。

初めから妊娠率アップを重視して、仲良しのタイミングを取るのも有りです。どんな結果でも受け入れられるように、良い妊活ができると良いですね。

・まとめ

着床時期には個人差があるのですが、一般的には「着床時期は生理予定日の1週間前~生理予定日前後」と言われています。この時期の仲良しが良いのか良くないのかは、専門家によって意見が分かれます。

ただ、ある研究機関の試験では、着床時期に近い時期の性行為1回で98%、2回で76%、3回で52%まで妊娠率が低下したことが確認できたようです。また、「もっとも妊娠しやすいのが、排卵日の2日前~前日にかけての時期である。」と言うようなことも、研究機関の試験で確認されています。

もし仲良しのタイミングを考慮した妊活を行うなら、排卵日の2日前~前日にかけての時期に仲良しのタイミングを取り、着床時期に近い時期の仲良しを避けるのが良いかも知れませんね。

さらに、排卵直後の仲良しは女性の生殖器官を精子を受け入れやすい状態にし、妊娠率を高めやすいと言われています。「長期的に妊活をしているのに、なかなか妊娠できない。」と言う場合には、妊娠率を高めやすい方法を色々試してみると良いでしょう。

妊活の方法に正解はないので、基本的には自分たちの好きなように妊活を進めたいところです。でも、最終的にどういう結果であれ、受け入れられるような妊活を行うことも大切ですよね。


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