生理と着床出血は似ているのですが、「出血の時期・期間・量などが違う。」などとよく言いますよね。まず時期に関しては、生理は排卵日から約2週間後、着床出血は排卵の7~12日後に起こることが多いです。

期間に関しては生理は約1週間、着床出血は2~3日続くことが多いです。量に関しては生理だと初めや終わりは少量でも、量が多い時は数時間置きにナプキンを交換しないといけないくらいですよね。

一方、着床出血はおりものに血液が混ざっている程度で、おりものシートでカバーできるほどの少量であることが多いです。もちろん、個人差はあるからこそ、生理と着床出血の判断を誤ってしまう方もいます。

そこで、出血の時期・期間・量以外で両者を区別する特徴として、臭いをチェックしてみるのも良いかも知れませんね。酸っぱい臭いのか、鉄っぽい臭いのか、生臭いのか。出血には色々な臭いが考えられます。では、今回は着床出血は生理と同じ臭いがするのか、違うとしたらどんな違いが見られるかについて見ていきましょう。


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・着床出血は生理と同じ臭い?

着床出血は生理とは違うのだから、何か特有の臭いがしそうな感じがしませんか。もし着床出血に生理とは違う特有の臭いがあれば、着床出血が起こった時にすぐに着床出血だと気付けそうですよね。

それで、着床出血の臭いですが、出血の度合いによって臭いが変わってきます。出血量が多ければ当然血液の臭いが強いでしょうし、出血量よりもおりものが多ければおりものの臭いが強くなります。

ただ、着床出血の出血量は、「生理と比較して圧倒的に少ない。」と感じる方が多いです。「1日同じナプキンを使っても大丈夫そうな量。」「おりものシートでもそれほど汚れない。」着床出血はこのように少量の出血であることが多いです。「おりものに血液が混ざっている。」と言うくらいですから、さすがに生理と全く同じ臭いにはならないでしょうね。

着床出血が平均的な出血量であれば、生理よりも血液の臭いが弱めで、おりものが多い分おりものの臭いが強くなるでしょう。また、着床出血が起こるのは妊婦さん全員ではなく、全妊婦さんの50分の1くらいで極めて少数派です。

それでも着床自体は妊婦さん全員に起こるものなので、出血はなくてもおりものの臭いは多少は感じているかも知れませんね。

・着床出血は酸っぱい臭い?

女性の体はホルモンバランスによって変化するもので、おりものの状態もホルモンの影響を受けやすいものです。ところで、「おりものが酸っぱい臭い!」なんて、感じたことはありませんか。

通常はおりものは弱酸性なので、酸っぱい臭いがして当たり前なのです。酸っぱい臭いがあまりしないとしたら、おりものがアルカリ性に傾く排卵前後でしょうね。

ちなみに、排卵の時期は妊活に良いタイミングとしてよく知られているのですが、酸で精子にダメージを与えないように膣内がアルカリ性になるのです。それで、本来は酸に弱いはずの精子が、無事に卵管を移動することができるのです。

このように考えると、着床時期に膣内が酸性だと精子にダメージを与えてしまいそうな感じがしますよね。実は、着床出血は酸っぱい臭いは少なく、「血液の臭い以外はほとんど感じない。」なんて言う方が多いです。

酸っぱい臭いを感じたとしても、それほど強い酸っぱさではなく、ほのかに酸っぱさを感じる程度でしょう。もちろん、着床出血の臭いも時期・期間・量と同じように人それぞれなので、あくまでも参考程度に考えてくださいね。

・着床出血は鉄っぽい臭い?

着床出血は出血なので、血液の臭いがするのは当然です。血液の臭いと聞いて、具体的には鉄っぽい臭いをイメージする方が多いでしょう。血液には鉄分が多く含まれているので、もちろん着床出血も鉄っぽい臭いがします。

鉄っぽい臭いは、毎月の生理でも経験しますよね。とは言っても、着床出血の鉄っぽい臭いは、生理の時よりも弱めであることが多いです。着床出血の出血量が生理並みであれば、生理と同じように鉄っぽい臭いが強めでしょう。

逆に、生理よりも出血量が少なければ、鉄っぽい臭いは生理よりも弱めになるはずです。おりものに血液が混ざっている程度だと、生理が始まったばかりくらいの臭いと同じで、ほんのり鉄っぽい臭いがする程度でしょう。

・着床出血は生臭い?

血液やおりものの臭いの表現として、「生臭い」なんて言うのもよく聞きますよね。実際に、生臭さを経験したことのある方も多いでしょう。生臭いのも鉄っぽい臭いと同じで、出血が関係していることが多いです。

通常であれば生臭さは、生理前後に感じることが多いですよね。と言う訳で、着床出血で生臭さを感じるのは、決しておかしいことではありません。ただ、生臭さは鉄っぽい臭いとは違って、時間とともに強く感じられますよね。

生理前半よりも生理後半の方が生臭く感じられたり、血液のついたナプキンが時間とともに生臭くなったり。着床出血もやはり時間とともに生臭くなる可能性が高いです。

生臭さは決して良い臭いとは言えないので、こまめにナプキンやおりものシートを交換するのが一番です。下着はあまり汚れなければ、交換しないことが多いですよね。

でも、臭いは目に見えないですし、わからないところで匂いが染み付いていることもあります。ナプキンやおりものシートほどとまで行かなくても、たまには洗濯済みの綺麗なものに交換することをお勧めします。


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・着床出血を臭いだけで生理と区別するのは難しい?

着床出血の生理との違いと言えば、「出血の時期が生理よりも若干早い。」、「出血の期間が短い。」、「出血量が生理よりも少ない。」などが挙げられます。

ただ、着床出血の臭いの特徴と言えば、生理と同じ臭いだったり、酸っぱい臭いだったり、鉄っぽい臭いだったり、生臭かったりなど。生理と同じような臭いだと、臭いだけで生理と区別するのは難しいですよね。

いつもの生理と同じような臭いが、生理予定日よりも早い時期にすることから、「妊娠しているかも。」と思うことはあるかも知れませんが。特に初めての妊娠だったり、久しぶりの妊娠だったりすると、ちょっとした変化には気づきにくいものです。

それでも早めに着床出血を特定したい場合は、臭いと一緒に「出血が生理予定日よりも何日早いか。」、「出血の期間がどのくらい短いか。」、「出血量がどのくらい少ないか。」などももチェックしてみましょう。

色々な特徴を照らし合わせて、いつもの生理とはっきりした違いが見られるほど妊娠の可能性が考えられます。「いつもとほんの少し違うかな?」くらいだと、残念ながら着床出血の可能性が高いとは言いがたいです。

・まとめ

着床出血は生理と同じく出血の一種なので、生理と同じように血液の臭いがするのは当然です。ただ、生理よりも出血量が少ないことが多く、生理の臭いよりも若干弱い臭いになるかも知れません。

それから、着床出血は酸っぱい臭い、鉄っぽい臭い、生臭いなどと表現する方もいます。着床出血は人それぞれ症状が異なるので、色々な臭いが考えられます。まず、酸っぱい臭いは膣内が酸性であることを示しており、よく感じることのある臭いです。

そもそも、通常は膣内が弱酸性に保たれており、排卵前後は精子にダメージを与えないように膣内がアルカリ性に変化します。着床時期に関しては膣内がアルカリ性で、酸っぱい臭いは全くないか、あったとしても多少するくらいと言われています。

それから、鉄っぽい臭いは血液の鉄分から来るもので、出血量が多いほど強く感じられやすいです。また、生臭いに関しても出血が関係しており、出血してから時間が経つとともに臭いが強まることも。

着床出血の臭いはその人の感じ方もありますし、はっきりと「こんな臭いがするはずだ!」とは言い切れません。着床出血かどうかを特定する材料としては、出血の時期・期間・量の方が臭いよりも分かりやすいかも知れませんね。

医師の診断を受ける前の段階では色々な情報を参考程度に考えて、妊娠を楽しみに待つくらいが良いでしょうね。