「まだ生理予定日ではないのに、もう生理?」と思ったら、数日で終わってしまったなんて言うことはありませんか。あるいは、出血量が微量で、おりものにほんの少し血液が混ざっていることはありませんか。

これはもしかしたら「着床出血」なのかも知れません。着床出血は言葉通り着床のタイミングで起こる出血で、具体的には受精卵が子宮内膜に潜り込む際に子宮内膜を傷つけて起こる出血です。

粘膜は私たちが思っている以上にデリケートなものなのですが、傷ついた子宮内膜はすぐに修復されるので、基本的に心配はありません。

それで、気になっている出血が着床出血かどうかを見分ける目安として、出血量や血液の色などが挙げられます。一言で「出血」と言っても、出血量が多い・少ない、鮮血・ピンク色・茶色など、色々な出血が考えられますよね。

今回は、着床出血の血液はどんなふうなのか、鮮血は一滴だけなのか、微量でサラサラしているかなどを見ていきましょう。


スポンサードリンク


・着床出血を経験するのは数%の妊婦さん

妊娠を待ち望んでいる方の中には、着床出血を待っている方が多くいます。ただ、妊娠超初期の症状は人それぞれで、着床出血も来る人と来ない人がいます。

あるいは、あまりにも少ない出血で、着床出血が起こったことすら気付かないでいる方もいます。「着床出血を経験するのは50人に1人」と言われるほど、着床出血はレアなものなのです。

つまり、たった2%の妊婦さんだけが経験するもので、むしろ着床出血を経験しない人の方が圧倒的に多いくらいです。とは言っても、着床出血は気付かない方もいるくらいなので、実際の経験者はもう少しいるかも知れませんね。

もちろん、着床出血を経験する人が少なくても、「自分はきっと該当しないだろう。」なんて言うことはありません。3人妊娠して3人とも着床出血を経験した方もいれば、3人とも着床出血がなかった方もいます。

かと思えば、3人中1人か2人、着床出血を経験した方もいます。どういう人に起こるのか謎なので、ひとまず「自分にも着床出血が起こるかも。」と期待して待ってみるのも有りです。

・着床出血は鮮血が混ざったおりもの?

「生理予定日くらいに鮮血があったけど、たった一滴だけの鮮血だった。」こんなことがあったとしたら、もしかしたら着床出血なのかも知れませんね。鮮血が一滴だけと行かなくても、二滴、三滴でも通常の生理の鮮血よりも明らかに少ないと感じた場合は、着床出血である可能性が考えられます。

着床出血の表現としてよく言われるのが、「血の混ざったおりもの」です。血の混ざったおりものなので、鮮血に限らずピンク色の血液、茶色っぽい血液でも良い訳です。

ただ、着床出血の症状は、妊娠中の他の症状と同じように個人差があります。血の混ざったおりものではなく、「生理よりも出血量は少ないが、おりものよりも多い出血。」なんて言う方もいます。

稀に出血量が多くて、生理並みの着床出血を経験する方もいます。逆に、鮮血が一滴だけの出血で、ただの不正出血だったと言うこともあります。なので、必ずしも「血の混ざったおりもの=着床出血」とは限りません。

着床出血らしい出血が起こったら、ひとまず可能性として考えておいて、もう少し日を置いてきちんと妊娠の有無を確認した方が良さそうです。

・着床出血はサラサラしている?

「着床出血は微量で、サラサラしているものだ。」なんて思っている方も多いでしょう。実は、そうでもないのです。もちろん、サラサラした着床出血を経験する方もいるのですが、粘り気があってドロッとした着床出血を経験する人の方が多いです。

シンプルな血液であれば、怪我をした時の出血のようにサラサラした血液になるでしょうね。でも、着床出血にはおりものが混ざっていて、シンプルな血液でないことが多いです。

いや、おりものが混ざっていると言うよりも、「おりものに血液が混ざっている」と言った方が正しいかも知れませんね。ところで、粘り気のある出血と言えば、生理も同じですよね。

生理もシンプルな血液ではなく、おりものや他の組織が混ざっているので粘り気があります。着床出血も生理も粘り気があるので、粘り気からどちらかを判断しようと思っても難しいと考えた方が良いでしょう。


スポンサードリンク


・着床出血の時に痛みを感じることも!

「着床出血の時、生理痛のような痛みは無かった。」と言う方が多いです。ただ、生理痛とまで行かなくても、軽い痛みを感じる方も少なくありません。具体的な痛みとしては、「お腹がチクチクした。」、「下腹部が若干重い感じだった。」、「いつも以上に腰痛を感じた。」などです。

このような着床出血と同時に感じられる痛みのことを、「着床痛」と言います。着床痛と言う言葉はよく使われるので、「着床出血があれば、必ず着床痛を感じるもの。」なんて思っている方もいるかも知れませんね。

でも、実際には着床痛に医学的な根拠はなく、着床出血の時に本当に痛みを感じているのか、妊娠超初期の症状を着床痛と勘違いしていることも十分に考えられます。

いずれにしても痛みは不快感に繋がることが多いので、気になる症状があればしっかりと体を休めることです。少しでも楽に過ごすことで、不快な痛みが和らぐこともよくありますので。何より妊娠・出産には体力が必要ですし、休めるうちにしっかり休んでおくに越したことはありません。

・着床出血かどうかは生理予定日を過ぎてから分かる!

着床出血が起こるのは確率的に少ないですし、着床出血の出血量や症状には個人差があります。なので、残念ながら「着床出血が来なかった。」、「少量の出血があった。」、「鮮血が一滴混ざった出血があった。」と言うだけでは、着床出血かどうかの判断は難しいです。

着床出血かどうかは着床出血が起こった時ではなく、生理予定日を過ぎてから分かることが多いです。生理予定日を過ぎると、「生理が来ない。」とか「基礎体温が下がらない。」、「妊娠検査薬で陽性反応が出る。」など、色々な体の変化を感じられることがあります。

生理予定日から1週間を過ぎても、体の変化が感じられる場合には妊娠の可能性が考えられます。とは言っても、体の変化を感じているだけでは、妊娠しているかはまだ分かりません。妊娠検査薬も妊娠以外の症状に反応してしまうこともあるので、生理予定日から1週間を過ぎて陽性反応が出る場合には、早めに婦人科にかかって妊娠の有無を確認しましょう。

・まとめ

着床出血は全妊婦さんのたった数%が経験者で、妊娠したら必ず経験するものではありません。むしろ、経験者の方が圧倒的に少ないくらいで、症状にも個人差があります。

ただ、よく言われるのが、「着床出血は鮮血が混ざったおりもの。」とか「鮮血・ピンク・茶色などの微量の出血。」などと言う表現です。血液の質に関しても、「粘り気があって、サラサラはしていない。」などとよく言われます。

あくまでもこれらは傾向なのですが、着床出血らしい出血が起こった時の判断目安になるかも知れません。また、着床出血が起こった時に、お腹のチクチク感や下腹部の重さ、腰痛などの「着床痛」を感じる方も多いです。

不快な症状を感じる場合には、いつも以上に休息を取って体をしっかり休めておくのがベストです。妊娠中はつわりやホルモンバランスの関係で、深い眠りに就けないことがよくあります。

なので、休める今のうちにしっかり休んでおくと、少しでも良いマタニティ生活を送れそうです。着床出血かどうかがはっきりと分かるのは、生理予定日の1週間後くらいです。それまでは妊娠や出産でかかる病院を探しながら、落ち着いて過ごして過ごせると良いですね。