【生理は新たなスタートの合図】

妊活中、生理が来るたびに「また今回もだめだったか」と落ち込んでいました。初めのうちはこの期間は特に何もせず、ただただ次の排卵日を待っていましたが、不妊治療のクリニックで渡された冊子を読んだことがきっかけで、低温期に入る月経期間こそが体づくりで大切な時だと分かりました。

生理中はいわば子宮の中をデトックスし綺麗に掃除する期間です。古い子宮内膜を剥がして体の外に排出し、赤ちゃんを迎える新しいふかふかのベッドを用意するのです。

この期間に無理をしたり疲労を溜めたりすると、子宮内に古い子宮内膜が残ってしまい、大事な次の排卵期に影響してしまうこともあります。もしも子宮内膜のベッドが十分でないと、受精卵がうまく着床できず妊娠できないからです。

次回の排卵のチャンスにベストな体の状態に持っていくために、生理は古いものをリセットし、子宮環境を整えるスタート期といえます。ではどのように過ごせばいいのでしょうか?私が特に生理中気を付けていたことをご紹介します。


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【冷え対策を徹底】

この期間は骨盤周りの血流が悪くなるため、子宮も冷えやすくなります。子宮が冷えると働きが悪くなるため、元々極度の冷え症で普段から気を付けてはいたのですが、より念入りな冷え対策を行う必要があります。

入浴はいつもより長めの30分は入るようにしていました。初めに肩までの全身浴を5分ぐらいし、体を洗って半身浴、頭を洗って半身浴というように反復入浴で体の芯から温めます。

浴槽内でのマッサージも効果的でした。湯に浸かりながら肩回りと膝から下を重点的に揉み解して血行を促進。お風呂から上がってしばらくしてもじんわりと汗が止まらない状態になっていたら成功です。

冷たい飲み物にも注意していました。ジュースや氷の入ったものは極力避けました。お茶やコーヒーが大好きだったのですが、カフェインは体を冷やす効果があるので、白湯か温かいハーブティーを良く飲んでいました。

寝る前に飲むと体を冷やさずよく眠れるのでおすすめです。就寝前といえば、毎日お灸を貼って寝ていました。シールタイプ貼るだけの簡単なお灸で、全身の血流をよくするツボがあるへそ周りと、膝から下の子宮周りを温めるツボに3、4カ所施して寝ていました。

小さいのに持続性があり、数分貼るだけでほんわかしてくるのを実感できます。また、体を温める食材を積極的に摂るようにしていました。例えば、にんじん、ごぼうなどの根菜類、肉や魚などの動物性のたんぱく質などです。

逆に小麦粉を使ったパンなど色の白いものや、夏に旬となる野菜は体の熱を取る作用があるので控えるようにしていました。温活すると良いことがもう1つ。私は毎回生理痛が重めだったのですが、子宮を温めることで痛みが明らかに軽減されました。

【睡眠に工夫を】

良質の睡眠を取ることはこの時期特に大切です。細胞の代謝が良くなり卵子の成長も促されます。何よりストレスを軽減することができます。午後10時から午前2時までの睡眠ゴールデンタイムは極力寝たいといころ。

実際は仕事があったりして結局ベッドに入るのは午前0時だったりしますが、睡眠の質を上げるために、寝る前のスマホの操作やPCでのネットサーフィンはやめました。

また、お気に入りの曲のオルゴール版を小さめの音で流しながら寝て、少しでも気持ちがリラックスするように工夫しました。これだけでも朝起きた時に首回りや顔の血行が改善したり、頭痛がなくなり、目覚めも良くなりました。

小さい子のようでちょと恥ずかしいですが、大きめの肌触りのよいぬいぐるみを枕元に置いて寝ると、何もないときと比べて寝つきがよくなりました。自分のお気に入りを枕元に置くのは安心感が得られるという意味でおすすめです。


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【葉酸はしっかりと】

妊活女性にとって葉酸は必須とよく耳にしますが、生理中に関わらず妊活中は欠かさず摂っていました。葉酸は胎児にとって大事な栄養素。不足すると二分脊椎症や無脳症など先天性の疾患をまねく危険があると言われ、妊娠前の段階から摂取することが望ましいとされています。

厚生労働省が勧めている1日に400μgを食物だけで補うのは難しいと聞いたので、多くの人がそうしているように葉酸サプリを併用していました。助産師さんに葉酸サプリのことを聞くと「あくまでもサプリは補助と考えてください。

食物から摂取するのが先決」と諭されました。これについては色々な意見があるため、私としては基本はできるだけ多く葉酸を含んだ食材を選んで食べるようにして、なおかつ葉酸サプリも毎日飲むようにしました。

葉酸を多く含む食材にはブロッコリー、ホウレン草、アスパラガスなどがありますが、葉酸の含有量の表を見ながら献立を決めるようにしていました。

特にブロッコリーが好きだったので、時短のために大量のブロッコリーを茹でて冷蔵庫で保存しすぐに食べられる状態にしていました。仕事をしているのでかなり面倒でしたが、できることは何でもやろうという気持ちでした。

【運動はいつもより控えめに】

妊活中、適度な運動が必要だと思い定期的にジムに通っていましたが、生理中は激しい動きは控えて、ゆったりしたゆるめのヨガぐらいにしていました。激しい有酸素運動よりもストレッチなど体の筋肉をほぐして血流をよくするような運動が良いと思います。

【子作りはお休み?】

生理期間中は次への準備期間ととらえて子作りはしませんでした。生理中は妊娠に結びつかないこともそうですが、行為のせいで本来排出されるはずの古い子宮内膜が逆流して残ってしまったり、免疫力も低下している時期なので感染症のリスクも高くなるからです。

【通気性のよい下着を選ぶ】

生理中はナプキンを着けるため、どうしても蒸れてしまいがちです。妊活中は雑菌やウイルスの繁殖を気にして、いつもより頻繁に交換していました。また生理用下着もメッシュ地の通気性のよいものに変えました。

私は使いませんでしたが、綿100%の使い捨てナプキンも販売されているようです。雑菌やウイルスに感染することで子宮内膜症などの不妊の原因を作ってしまうことにもなりかねないので、季節に合せて下着を選ぶことも大事です。

【体に異常がないか細かくウォッチ】

生理中、いつもと違う点がないかをチェックすることはとても大切。思わぬ病気や不妊の原因が隠れている可能性があるからです。いつもより経血の量が多いまたは少ない、血の塊が大量に出る、いつもと違う痛みがある、すぐに整理が終わってしまったなど。

私の場合、時々経血の量に大幅な変化があり、生理痛もいつもと違う痛みを感じていました。特に気にせず放置していましたが、後の検査でそういう生理の後は排卵していないことがあると分かりました。

また、友達の一人は生理中にいつもと違う痛みを感じ病院に行ったら「子宮内膜症」と診断されたそうです。異常な変化が現れたら体からのサインだと思って放置せず病院に行くことをおすすめします。

【とにかくリラックス、ストレスを溜めない】

生理中はホルモンの影響で多かれ少なかれいつもより体調も気持ちも不安定になりがちです。そういう時は多少強引でもストレスを避ける方向に持っていくことが大切だと思います。

私の場合は生理痛が重く、イライラしたり感情的になったりしていました。妊活中は特に、「妊娠せずに生理が来てしまった」という気持ちが重なって、些細な事で涙もろくなったりしました。

精神と肉体は直結しているので、ストレスを溜めすぎると体調を崩したりして排卵のサイクルにも影響します。そこで、生理中いやなことが2つ以上立て続けに起こった場合は、できるだけ予定をキャンセルして家に帰るというルールを作っていました。

私にとって自宅は一番安全で心が休まる場所。「今日は運が悪い日だから、何してもだめだな」と割り切ってネガティブな気持ちを一旦保留するようにしていました。

また、自分の好きなもので満たすのも効果的です。私はとにかく好物を食べてお腹と気持ちを満たすようにしていました。ストレスで急に暴飲暴食をすると胃腸に負担がかかり良くないですが、何も考えずにゆっくりと美味しいものを食べることで、不安定だった気持ちが落ち着いてくるのを感じました。

この時期だけは少しわがままに「今日は好きなことしかしない!苦手な人とは距離を置く!」など少しでも気持ちが休まる生活を心がけるのが良いと思います。あらかじめパートナーに「この時期はイライラしちゃうけど、大目に見てね」と説明しておくことも大事ですね。