まず自閉症について説明したいと思います。自閉症はいくつか種類があります。現在はその色々な種類の自閉症をまとめて「自閉症スペクトラム」と呼ばれています。

聞いたことがあると思いますが、アスペルガー症候群や高機能自閉症などがあります。これらに共通しているのは、対人関係の難しさやこだわりなどの特徴を持つことです。自閉症スペクトラムとは、一部の人に見られる、特有の『発達スタイル』です。発達の仕方に特徴がありますが、それが必ずしも障害になるとは限りません。

では、どういった形で発達障害を指摘されていくのでしょうか。まず最初に「あれ、うちの子なんか周りのこと違うのではないか」と悩み始めるきっかけが、周りの子達が話し始める中、なかなか言葉を発さず、「あー」「うー」などくらいしか見られないことで不安になる方が多いと思います。

それでも、日々不安を抱えながら、「この子は言葉が遅いだけだ」と思いながら、3歳児健診で指摘されるパターンです。
 
自閉症というと、言葉をほとんど話さない、パニックになりやすいといった印象があるでしょう。しかし最近では、ある程度コミニュケーションをとれるタイプの自閉症も、よく知られるようになってきました。


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私が接した事のある自閉症の方は10代後半の男の子でした。コミニュケーションはゆっくり話せば簡単な事は伝わります。しかし普段の日常と違うイレギュラーな事にはなかなか対応できず、パニックになる姿も見られましたが、暴れるなどの行動は見られませんでした。

自閉症のタイプも色々とあるので、何とも言えませんが私たちも一人一人性格が違うように。自閉症の子の特徴も一人一人違うと思います。それもその子の性格なんだなと思い、偏見の目で見てはいけないと思います。
 

☆自閉症スペクトラムの原因は・・・?

自閉症スペクトラムは、先天的な脳機能障害だと考えられています。また遺伝的な要因も考えられます。他にも遺伝子の異常やホルモンや化学物質の関与なども言われています。体外受精をされている方は、ほとんどの方がホルモン投与をしているので気になるところでしょう。

ホルモンとは、エストロゲンなどの性関連ホルモンや、オキシトシンなどのペプチドホルモンを言います。エストロゲンは、受精卵の着床を促すため補充されている方も多いですもんね。

私も長期に渡って補充していました。しかし原因については、調べる研究が進められておりはっきりとした事は分かりません。しかし、自分の子供が自閉症だったとしても親が責任を感じる必要はないのです。

そうは言っても責めてしまうと思いますが・・・。親の生き方や育て方によって、子供が「自閉症スペクトラム」になる訳ではないのです。しかし「自閉症」と診断されてからの関わりが大事です。「自閉症スペクトラム」が消えることはありません。

☆自閉症スペクトラムの特徴は・・・?

2つあります。一つは、対人関係をうまく築く事ができない。二つ目は、自分の興味や手順などのへの強いこだわりです、他にも色々とありますが、この二つが自閉症というと思い浮かぶでしょう。

対人関係ではまず幼児期から見られます。反応が鈍い・親が話しかけても見ない・独特の話し方・空気が読めないなどが挙げられます。

こだわりの強さも幼児期から見られます。特定のおもちゃに固執したり、同じ遊びを繰り返したり、好き嫌いが極端に別れます。このこだわりは、成長するにつれて行動や考え方にも見られるようになり、それが勉強や仕事にも繋がります。このこだわりは、上手に付き合えば本人の長所になる部分です。

2つの特徴の他にもあとは、視覚や聴覚、蝕覚などの機能に異常がある・過去を覚えるのは得意、未来を想像するのは苦手なども見られます。

これらの特徴は、先天的なものでありなくなる事はありません。しかし子供の育ち方で、その症状の現れ方は違います。「自閉症スペクトラム」の子達には、本人任せの放任的な育て方も、大人主導の訓練的な育て方もあいません。専門の方と連携しながら子育てを行なっていきます。

日本では、厚生労働省の研究班が「生殖補助医療により生まれた児の長期予後の検証と生殖補助医療技術の標準化に関する研究」を行いました。また、海外では、日本以上に様々な報告が行われています。

今の所、顕微受精や体外受精、受精卵の凍結で子供の異常が増えるという報告がほとんどありません。「不妊治療を考えたら読む本」の著書浅田医師のクリニックでも追跡調査を行なっており本書で報告していました。

以下そのまま引用します。クリニックで妊娠して不妊治療を卒業していく患者さんにお願いし、インターネツトによるフォローアップ調査を行っています。先天性疾患の有無や子供の成長などについて質問に答えてもらっているのですが、特に変わった事は見られません。

目下のところ、2008〜2013年に胚移植した方のうち76%に当たる5929名から回答が得られていますす。だそうです。ちなみに、私の周りの体外受精で出産された方で「自閉症スペクトラム」と診断されたという方にはまだ出会った事はありません。

体外受精だと「自閉症スペクトラム」の子が生まれるかもしれないと不安になるより、自然妊娠であろうと、原因は解明されていないので、深く考えずリラックスした状態で体外受精に臨むのがベストだと思います。

次に体外受精を行う事により、母体へに負担はあるのかをお話しします。あるかないかでいうと、自然妊娠よりはやはりある
と思います。
 
体外受精での負担は排卵誘発と採卵でしょう。前にも説明しましたが、体外受精では、採卵をスムーズに行うための排卵誘発剤の使用と採卵時に母体負担がかかるでしょう。

でも、排卵誘発では内服や注射、点鼻薬と人によって使用する薬は違うと思います。


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自然周期で採卵を行う人より、排卵誘発剤を使用し体外受精に臨む人の方が多いでしょう。自然排卵しない人にとっては、神様のような排卵誘発剤が母体の負担になるのです。

採卵するときは、麻酔や治療の中で母体に体調が悪くなる人もいます。

また妊娠してからも流産や早産の危険もあります。排卵誘発剤を使用する事や胚移植を何個行うかによっても変わりますが、多胎児を妊娠する可能性もあります。

また機会があれば、流産や早産、多胎児のお話しもできたらなぁと思います。 しかし、排卵誘発剤を使用中はもちろん、体調を見ながら治療のスケジュールを医師と立てていきます。
 
 
では、排卵誘発剤を使用すると、なぜ母体にリスクがかかるのでしょうか??

→排卵誘発剤を使用する事は、自然に逆らい、月経周期をコントロールします。排卵誘発剤にて卵胞を育てていきます。この排卵誘発剤の副作用が母体負担の原因となるのです。

 その副作用とは・・・卵巣過剰刺激症候群です。横文字でいうと、OHSSです。体外受精を行っている方は聞いた事があるでしょう。

*卵巣過剰刺激症候群とは・・・?*

→排卵誘発剤を使用し、卵巣への刺激を与えます。それによっれ必要以上の卵胞が育ってくれて、卵巣が腫れたり水が溜まったりする様子です。

症状としては、お腹のはりやおしっこが少なくなる・出なくなる、下痢や嘔吐などの症状から、呼吸困難や血栓症といい血管が詰まるなどの重篤な副作用まであります。

排卵誘発の方法は何パターンもありますので、一人一人効果も違いますし副作用の出方も違います。副作用の有無を確認しながら、医師も治療を進めると思います。

前の記事で卵巣過剰刺激症候群については話した事があるので、これくらいの説明で。

採卵時に使用する麻酔の母体の負担も薬の副作用です。それについても前に副作用について話したので省略します。
 
あとは、採卵時に器具を使用するのでそれによるケガ??でしょうね。体外受精を行っている病院は不妊治療のスペシャリストの医師ばかりなので、その辺は医師を信用し、身を任せる他はないです。

ケガというのは、採卵時に使用する器具で卵巣に傷がついてしまい、そこから出血したりするこがあります。でもそれは、、一時的なものが多く自然に治癒していきます。後は、傷がついてしまったところからの細菌感染ですね。でも、めったにない事ですし抗生物質を短期間内服して終わると思います。

後は、やはり病院に何回も通わなければいけない・夫婦生活をコントロールされる、なかなか妊娠に至らない、そんな中周りの友達や仕事場の人一緒に妊活している人、家族などがどんどん妊娠していく、家計の圧迫、もう諦めた方が良いのかなどと、身体とは違う心やお金の問題もあるでしょう。

自分の中だけにためこまないで下さい。医師や看護師、不妊治療専門の看護師もいます。自分の近い人には話したりできないことも医療者になら話せるかもしれません。なかなか難しいとは思いまずが、心を楽にして下さい。妊活されている方にとって、この記事が少しでもお役に立てれば良いなと思います。