妊娠超初期は妊娠初期でも極めて早い時期で、具体的には生理予定日前後くらいのことを言います。着床が起こるのは排卵日から1週間以上してからなので、早い人であれば生理予定日前後には既に着床が起こっています。

着床が起こっていれば、少しは妊娠特有の症状が起こりそうな感じがしませんか。もちろん、妊娠超初期から妊娠の症状を感じる方もいるのですが、「妊娠したら絶対にこんな症状が起こる。」なんて言う、妊娠を判断する特有の症状はありません。

妊娠したことに気付いて、「言われてみれば、いつもの生理前とは少し違っていたかも。」と言う人の方が多いです。いつもの生理前との違いに関しては、主に「いつもの生理前よりも症状が軽かった。」「いつもの生理前よりも症状が辛かった。」「いつもの生理前とは違う症状があった。」と言うようなところでしょうか。

また、中には妊娠超初期に出血が起こる方もいます。「生理予定日前後の出血=生理」と思ってしまいそうですが、妊娠超初期の症状で出血することも稀にあるのです。

では、今回は妊娠超初期の出血について見ていきましょう。「妊娠超初期の出血は生理に似ているのか。」、「茶色で少量の出血が妊娠超初期の出血なのか。」を中心に見ていきましょう。

・そもそも妊娠超初期に出血が起こるの?

「妊娠超初期の出血」と聞いて、驚く方も多いでしょう。「出血が起これば生理だろうし、妊娠すれば出血は起こらないもの。」などと考える方もいるでしょうが、実は妊娠超初期に出血が起こることもあるのです。

この出血は「着床出血」と言われるもので、受精卵が子宮内膜に根を張る時に子宮内膜が傷ついて起こるものです。着床出血を経験するのはごく少数派で、50人に1人くらいと言われています。

とは言っても、極めて少量の出血だとしたら、気付かないこともあるでしょう。ホルモンバランスが乱れているのだと考えたり、ちょっとした症状として見過ごしてしまうかも知れませんね。

着床出血を経験しない50人中49人の中には、実際は着床出血を経験しても気付いていない人も潜んでいそうです。ところで、妊娠しているのに出血が起こると、何か大変な異常があるのだと心配になりませんか。

でも、着床出血に関しては、基本的には問題ありません。注意した方が良いのは、「明らかに妊娠しているはずなのに、大量の出血や激しい腹痛がある。」なんて言う場合です。このような場合は着床出血ではない可能性もあり、早めに婦人科で診てもらった方が良いです。


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・妊娠超初期の出血と生理との違いは?

妊娠超初期の出血と聞いて、生理のような出血を想像する方もいるかも知れませんね。妊娠超初期の出血は、基本的には着床出血のことを言います。受精卵が子宮内膜に根を張る時に付く、子宮内膜の傷はそんなに大きなものではありません。

むしろ、ちょっとした傷なので、妊娠超初期の出血が大量になることは少ないと考えて良いでしょう。妊娠超初期の出血量はごく少量で、「おりものに血液が混ざっている程度。」とか「おりものシートでも十分対応できるくらい。」などと言う方が多いです。

「1日同じナプキンをしていても大丈夫そう。」と言う方もいます。ただ、妊娠の症状には個人差があり、妊娠超初期の出血でも生理並みの出血を経験する方もいます。

このような出血だと生理だと思い込んで、妊娠に気付くのが遅れてしまいそうですよね。でも、女性の体は上手くできているので、少なくとも次の生理予定日までには妊娠に気付くはずです。

もし妊娠していれば次の生理は来ないでしょうし、次の生理予定日までの間につわりや何らかの不調が起こっているでしょうから。

生理予定日前後の出血はあくまでも妊娠の可能性でしかなく、妊娠だと言い切るほどの有力な症状にはなりません。妊娠の可能性が高いと思われる場合には、生理予定日1週間後くらいに婦人科で診てもらいましょう。

・妊娠超初期の出血は茶色で少量?

妊娠超初期の出血の特徴として、よく言われるのが「茶色で少量」。確かに、妊娠超初期にこのような出血を経験する方も多いのですが、妊娠超初期の出血には個人差があります。

色に関して言うと茶色ではなく、ピンク色・鮮血などと答える方も少なくありません。量に関して言うと、先にも述べたように「おりものに血液が混ざっている程度。」とか、「おりものに血の色が付いているかいないか。」と言う方が多いです。

出血が起こる期間も生理と比較するとずっと短く、長くても3日で終わる方が多いです。そうかと思えば、生理並みの出血を経験する方もいます。結局の所、出血の色や量で妊娠超初期かどうかを、判断するのは難しいと考えた方が良いでしょう。

血液の色は時間とともに変化しますし、ナプキンやショーツに付着していると茶色く見えてしまうこともありますよね。出血量に関しても多い少ないの定義が難しく、妊娠を望むあまり自分の都合がいいように解釈してしまうことも。

曖昧な判断基準を信じ込んでしまうよりも、生理予定日を過ぎたら早めに医者に行って、正確な結果を知った方が良いかも知れませんね。


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・基礎体温は生理の時と違う?

妊娠超初期の出血か生理の出血かを区別する方法として、「基礎体温を測定すること」が挙げられます。妊娠超初期の症状には個人差があって、「こういう症状があったら絶対に妊娠超初期!」と判断できるものはありません。

でも、基礎体温に関しては違います。妊娠すればほとんどの人が、高温期の体温になります。ちなみに、通常の生理周期では生理が始まって、排卵日までの約2週間は低めに体温になります。

具体的な体温で言うと、36.5度以下と言う方が多いです。そして、排卵日から生理が始まるまでの約2週間は、体温が高めで36.5度以上になると言う方が多いです。低温期と高温期の体温の差は、平均的に0.5度くらいと言われています。

なので、妊娠すると体温が36.5度以上あって、低温期の体温よりも0.5度以上は高くなると考えられます。「出血が起こったのにまだ高温期!」「高温期が2週間以上続いている。」なんて言う場合には、妊娠している可能性が十分に考えられます。

とは言っても、それでもまだ可能性の段階でしかないので、婦人科で妊娠の有無を診断してもらいましょう。

・まとめ

妊娠超初期の出血は「着床出血」で、受精卵が子宮内膜に根を張る時に、子宮内膜を軽く傷つけて起こるものです。排卵日の1週間後~生理予定日前後に起こることが多いのですが、実は着床出血を経験する人は100人に2人くらいの割合と言われています。

それで、妊娠超初期の出血は生理とは違って、「茶色で少量」と言う方が多いです。ただ、これはあくまでも目安で、ピンク色の血液や鮮血が出る方もいれば、生理並みの出血量になる方もいます。

いや、血液の色は時間によっても変わりますし、ナプキンやショーツに付いていると色の判断が難しいこともあります。出血の期間も平均的には3日以内と言われていますが、中には生理並みに1週間くらいの出血を経験する方もいます。

血液の色や出血量はあくまでも参考程度にしかならないので、より確実な自己判断のためには基礎体温を測るのがお勧めです。

基礎体温は通常であれば生理が始まると、低温期の体温(36.5度以下)になることが多いです。逆に、もし妊娠していれば生理予定日が来ても、体温は下がらず高温期(36.5度以上)を迎えたままです。

もちろん、基礎体温が高温であってもまだ可能性の段階なので、正確な判断は婦人科でしてもらいましょう。