正産期になると、出産に向けて赤ちゃんはお腹の下の方に下がってきます。最終的には赤ちゃんの頭がお母さんの骨盤にはまる位置まで下がります。

頭が固定されるので、動きにくくなり、胎動は和らぐと言われています。骨盤にハマるまで下りてきた、ということでそろそろ出産が近づいていることがわかるそうです。

実際にもそういう人が多い様ですが、私の場合は最後まで胎動が激したかったです。勿論、赤ちゃんの頭は下がってきていました。それでも、胎動は常に激しかったです。

妊娠中期の後半頃から胎動はとても激しかったです。お腹が破れちゃうのではないかと思うくらい激しく、ぐるぐる、ポコポコしていました。横になると苦しくなったり、オヘソがお腹側から蹴られて痛くなり、夜眠れず、病院へ行ったりしました。

唸るほど痛かったです。そのため、赤ちゃんが下がってきて胎動が少し緩やかになるのを楽しみにしていました。しかし、正産期になっても、前日をむかえていても、落ち着くことなく最後の最後までポコポコぐるぐる動いていました。

胎動が落ち着くと思っていた分胎動が激しいので出産はまだまだだと感じていました。そのため、私は出産の兆候としての胎動は感じることができませんでした。

ただ、言い方を変えると、最後の最後まで胎動が激しかったので、兆候としても激しかったのだと思います。ただ、前述したように、「今日はよく動くな」という感じではなく、「今日も元気だな」という感じでした。

お腹から生まれるまで、陣痛の痛みや出産のお腹の痛みとは別にポコポコと蹴られていました。出産の時は赤ちゃんも身体を回転させたり、出口に顎をかけたりと出産特有の行動をとると教わりました。


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赤ちゃんは赤ちゃんなりに仕事があるから、分娩台に乗る頃には胎動は落ち着くだろうと思いました。でも、そんなことはありませんでした。元気よくお腹の中で赤ちゃんは動いていました。

ただ、あとから知ったのですが、胎動が激しかったのは元気な証拠で良いことだったようです。逆に胎動が無くなってくる場合は赤ちゃんが弱ってきている兆候だそうです。

その場合は、緊急の措置をとる必要があるとのことです。私の友人の場合、赤ちゃんが低酸素状態になりかけて弱って来てしまったので、吸引分娩となったそうです。

そう考えると、何事もなく元気に生まれてきてくれたのだと、安心しました。私自身、「ちゃんと呼吸しないと赤ちゃんが苦しいから、呼吸して」と何度も助産師さんに怒られたくらい呼吸もめちゃくちゃでした。

「ヒーヒーフー」という呼吸法は有名ですが、そんな形式的な呼吸なんてやっていられません。ただ、その呼吸法が絶対としている病院ではなかったので、細かく言われませんでした。その点は助かりました。

むしろ、まだいきまない時点で私はいきんでしまい、呼吸も止めていました。頭では酸素を赤ちゃんに送らないと、と思っているのですが、身体がついていきませんでした。そんな軟弱な母体でしたが、赤ちゃんは元気に生まれてくれました。

ただ、例えそうとは分かっていても、陣痛と胎動が重なるとただでさえ陣痛で痛いのに、どうしようもない痛みになりました。赤ちゃんが元気な証拠であるとしても、「ちょっと待ってくれ、陣痛とずらしてくれ」と言いたくなってしまいます。

もっと言うと、「もう少し控えめに動いてくれ」と言いたくなってしまいます。いきみを我慢する段階で、お腹が収縮した時に思い切りお腹を蹴られた時は、叫んでしまいました。

私の場合は、17週頃に胎動が確認できた時から出産する最後の最後まで胎動が激しかったので、生まれてお腹でもぞもぞと動くことが無くなったので、それはそれで寂しいです。

私はつわりがひどかったので、産後半年経っている今でも2人目はゴメンだと思っているのですが、胎動は少し感じたいなと思うことがあります。

もちろん、目の前にかわいいかわいい子どもがいますが、おなかの中でのもぞもぞも、暖かい気持ちになれます。旦那に預ける等子どもと別行動している時はより感じます。


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「お腹の中にいた時はいつどこにいても一緒だったのに」と、寂しくなります。もし、絶対につわりが無いと保証されるのであれば、胎動を感じたいので、2人目も考えてみます。

しかし、本当につわりが辛く長かったので、トラウマになっています。

ただ、胎動を恋しく思うのは、私自身が最後の最後まで胎動を感じていたからかなと思います。妊娠中は、つわりから始まり、お腹の強い張り、肌荒れなど様々な不具合が見られました。

でも、胎動だけは心配することがないくらい元気にありました。これが、励みになりました。胎動は安定期に入ってから感じられるので、つわりのピーク時には感じませんでしたが、私の場合は、匂いづわりが残りました。

洗剤系がダメになったので、毎日が地獄でした。人とすれ違うだけで洋服の匂いに気持ち悪くなりました。悪気もなく発せられる匂いにイライラもしました。でも、胎動が気持ちを励ましてくれました。

また、位置についてですが、おへその周辺でした。正産期入る前は胃のあたりがたくさん蹴られていました。胃が圧迫され「苦しい」となる時もありました。

そのせいで気持ち悪くなって吐いてしまう等、後期づわりになる人もいるようです。しかし、正産期に入り、お腹が下がってくると、蹴られる場所も変わってきました。

横腹辺りも蹴られるようになり、見た目では、お腹が前に突き出しすぎていて下がっているのか分からなかったのですが、蹴られる場所で下がってきているのがわかりました。

また、蹴られるだけでなく頭で骨盤をぐっぐっと押してくる感じもありました。これは破水する2日前くらいから感じるようになりました。骨盤を押されているので、それが足の付け根に響き、前かがみになって今まで行動していたことを中断する程でした。

これは、言うまでもなく下がってきているなと思いました。と同時に、そろそろかもしれないと考えました。早くつわりから解放されたいこと、早くわが子に会いたいことからワクワクする気持ちもありました。

その反面、痛いのが嫌なので、不安もありました。その不安を払拭する為に、ベビー服の水通しをして気持ちを紛らわしていました。

実際は、予想をはるか上回る痛さでした。マタニティクラスで観た実際の出産のDVDに出ていた人は、静かにいきみを逃し、静かに呼吸し、静かに踏ん張っていました。

また、出産や子育てのサイトでの経験談でも叫ばずに赤ちゃんに酸素を送ることを考えて一生懸命呼吸したと言っている人が多かったです。

私には考えられませんでした。お腹を中心に身体中が痛くて叫ぶしか出来ませんでした。理性を失うくらいの痛さです。痛みに耐え、呼吸を静かにするなんて出来ませんでした。

私の場合は、それに加えて激しい胎動が産まれてくるまでありました。17週頃に「ニョロ」と感じた日からずっと胎動が元気にありました。出産間近の兆候として分からないくらい常に激しかったです。私の場合は恐らく、出産前の兆候として考えると、胎動が強かった方に入るでしょう。