妊娠検査薬を使用する時期

妊娠検査薬を使用する時期は、妊娠4週頃からです。妊娠検査薬を使用し、陽性反応が出るのは4週頃からですが、100%陽性反応が出現するのは、6週頃からです。

排卵後、受精卵は7日間前後かけ子宮にたどり着き着床します。着床とは、子宮腔内に受精卵が埋没することを言います。着床後、妊娠を維持するためhCG(ヒト絨毛ゴナドトロピン)が子宮から放出されます。

hCGホルモンが尿中に排泄され、陽性反応が出現します。妊娠5週頃の時期は、月経周期28日で生理不順がない場合、次回の生理日予定日から1週間遅れた時期を言います。

生理予定日から1週間遅れ、妊娠の可能性がある場合は、妊娠検査薬を使用して下さい


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妊娠検査薬の正しい使い方は?

市販の妊娠検査薬は、子宮から分泌されたhCGホルモンが尿中に排泄され、hCGホルモンが検出される妊娠を判明する道具です。

尿中にホルモンが排出されるので、尿を妊娠検査薬の棒の先端にかけ、かけた後妊娠検査薬キットを水平に保って待ってください。

棒の先端に尿がかかっているためキャップのふたがある場合、衛生面を考えて尿をかけた後キャップをはめて下さい。尿をかけた後水平に保ち、約1~3分放置後、陽性か陰性の反応が出ます。

市販の妊娠検査薬により反応の出かたは色々違いがあります。+や2縦線・判定窓に赤線が出る場合もあります。市販の妊娠検査薬の説明書をしっかり読み検査を行って下さい。

妊娠検査薬、陰性・陽性反応が出た時の対処法

妊娠検査薬で陽性反応が出た場合、産婦人科に受診しましょう。産婦人科に受診すると、いくつか検査を行います。尿検査を行いhCGホルモンが排泄されているかチェックをします。

体重測定・血圧測定・問診を行います。膣内に超音波を入れ胎嚢の確認をします。胎嚢が確認されれば、妊娠は確実です。胎嚢が確認される時期は、妊娠5週から確認されます。

その後妊娠6週頃から胎児心拍が確認され、胎児がお腹の中に確実に生存していると判明され、母子手帳を市役所や区役所でもらう事が出来ます。

妊娠検査薬で陰性反応が出た場合、妊娠の可能性は低いでしょう。それか、妊娠検査薬を使用する時期が早く妊娠検査薬が反応しなかった場合があります。

次回生理予定日から生理が遅れて1週間後に行うのがいい時期ですが、hCGホルモンが100%検出される時期は妊娠6週からなので、生理が2週間前後遅れた時期に生理が来なかった場合、もう一度妊娠検査薬を使用するといいでしょう。

妊娠検査薬が薄い反応の原因

妊娠検査薬の反応が薄いのには、いくつか原因があります。

1.生理予定日1週間前に検査を行った場合

妊娠検査薬の使用時期は、生理予定日から1週間後に行うといいでしょう。その前に検査を行うとhCGホルモン量が少ないので、反応が出にくいです。

その場合は、数日たってからもう一度妊娠検査薬を使用するといいでしょう。

2.尿の量が少なかった

尿の量が少なかった場合、うまく妊娠検査薬の先端に尿がかからなかった場合薄く反応でる場合があります。自分で、尿の量が少なかったと思った場合コップ1杯ほど飲み時間が経ってからもう一度妊娠検査薬を使用するのをお勧めします。

2回目使用する際は、尿がしっかり妊娠検査薬の先端にかかるよう行って下さい。


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3.妊娠検査薬を行う時期が過ぎた

妊娠検査薬を使用する時期は、生理予定日か1週間遅れた時期です。生理不順の人以外は大体この時期に行います。

生理不順の場合、1~2週間遅れる事はよくあるので、妊娠したことに気づかず、妊娠検査薬を使用する時期が過ぎてしまう事があります。

妊娠維持のためhCGホルモンが分泌されるが、妊娠10週をピークに以後分泌が減少します。なので、妊娠10週を過ぎた時期に行うと、妊娠検査薬に薄い反応が出る場合があります。

他にも原因があるかもしれませんが、反応が薄い場合は、数日おいてから2回目の妊娠検査薬を使用する事をお勧めします。

反応が薄いという事は、妊娠の可能性があるという事なので、正確な日にちに妊娠検査薬を使用した場合、はっきりと陽性反応が出ます。

フライング検査が妊娠検査薬の薄い反応の原因で最も多いいです。

流産とは?

流産は、お腹の中の赤ちゃんが子宮で生存可能な時期以前(妊娠22週未満)にお腹の中の赤ちゃんおよび付属物(卵膜・胎盤・羊水・臍帯)が娩出され、妊娠が中断する事を言います。

妊娠12週未満の流産を早期流産、12週以降22週未満までを後期流産と言います。

流産の原因は、母体側因子と胎児側因子があり、自然流産の50~60%は胎児側の異常(染色体異常)によるとされています。

早期流産の原因は、主に胎児側の要因(病的・染色体異常など)有効な治療法はなく、安静も有効ではない。

後期流産の原因は、主に母体側の要因(性器異常・感染症・腎疾患・自己免疫疾患など)生活環境・薬物使用などです。感染や頸管無力症など母体の状況に応じて治療できます。

流産は、全妊娠の15%前後と報告されており、その80%が早期流産です。

流産を連続3回以上繰り返す場合を、習慣流産といい、原因不明も多いが子宮奇形・抗リン脂質抗体症候群などが考えられます。

流産の症状・種類

流産の主な症状は、子宮収縮による、下腹部痛と性器出血です。

流産には、種類があります。

  1. 切迫流産は、胎児や付属物が排出されておらず、流産が始まりかけている状態。胎児の命は確認されていない状態。子宮口は開いておらず、妊娠可能です。
  2. 進行流産は、胎児や付属物は排出されてないが、やがて子宮外に排出される状態。子宮口も開き、妊娠は不可能です。
  3. 完全流産は、胎児が付属物とともに完全に排出された状態。妊娠は不可能です。
  4. 稽留流産は、胎児がいなくなった後、症状がなく子宮内に停滞している状態。症状は、無症状で、妊娠は不可能です。
  5. 感染流産は、子宮内感染により、流産が起こってしまった状態。子宮口も開き、妊娠は不可能です。

流産には種類がありますが、妊娠可能な流産は切迫流産のみです。症状も全部同じですので、どの種類か不安になりますが、下腹部痛や性器出血が見られたら、産婦人科に受診し先生に診てもらって下さい。

どの種類でも流産の場合、手術が必要になります。子宮内容物を体外に排出するため種手術が必要になります。お腹の中に残ったままになると、腐って子宮内膜が炎症を起こす可能性があるので、必ず手術が必要になります。

妊娠検査薬と流産の関係

妊娠検査薬で薄い反応が出たからと言って、流産の可能性があるわけではありません。妊娠検査薬で薄い反応の原因は、使用時期を間違えた事がおおくあげられます。

なので、反応が薄いからと言って流産の可能性があるわけではありません。逆に、妊娠検査薬で陽性反応が濃く出たのに、流産される方もいます。

hCG反応が出て産婦人科に受診すると、妊娠6週以降から心拍の確認が出来ますが、胎嚢が確認されても胎児心拍がなく、流産です。と言われる方はまれではありません。

心拍確認の前に、胎嚢が確認されない場合もあります。化学流産と言われます。

受精卵が子宮内膜に着床しているので、hCGホルモンが分泌されるので、妊娠検査薬に陽性反応が出ます。着床後流産するので、陽性反応が出ます。

なので、妊娠検査薬が薄くても、濃くても気にせずもう一度検査を行い、産婦人科受診をお勧めします。